沖縄ドクターヘリ 片側エンジン停止で那覇空港へ不時着、、、


  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090329-00000158-yom-soci

 3月28日 午前10時過ぎに沖縄県久米島から飛び立った、9歳の急患の女児を含む6名が乗り込んだドクターヘリ(平田学園運航のEC135)が飛行中片側のエンジンが停止し、那覇空港へ不時着しました。

 片側のエンジンが何らかの不具合で停止したものの、継続して飛行するには問題がなかったのですが、安全のためもともとの目的地の浦添場外を変更し、広くてより安全に着陸できる那覇空港の誘導路に着陸し、患者さんは要請により待機していた救急車によって無事病院へ収容されたそうです。

 航空事故は続くというジンクスがあるように、中日本航空のドクターヘリに鳥が衝突し、不時着しましたあとには成田空港でのフェデックス機の着陸時の大事故、そして今回の沖縄ドクターヘリのインシデント、そして昨日はマイクロライト機が茨城県で死亡事故が起こっています。

 幸いなことに2機のドクターヘリのトラブルは人身には及びませんでしたが、後の事故では死亡者が出てしまいました。

 ドクターヘリはそろそろ20機に届きそうな数になってきて、1機当たり年間少ないところで200時間程度多いところでは400時間は飛行しますので、そろそろ年間のトータル飛行時間は1万時間に届くこともそう遠くないでしょう。

 農薬散布が盛んに行われていた時代はおおむね1万時間に1回の事故やインシデントが確実にありましたので、これからはさまざまなインシデントやトラブルそしていつかは事故が起こる可能性が高くなって来ています。

 そして 事故やインシデントというものはどのような原因から起こるかということはほとんど想像がつかないと言っても過言ではありません。

 それが事前にわかるならば必要最小限の対策で、事故やインシデントは起こらないでしょう。

 これとこれを確実にやっていれば起こらないというほど簡単なものではないということは過去の事故例が証明しています。

 つまり考えられるありとあらゆる事に確実に手を打っていても、それをすり抜けて起こりがちです。

 たまたま今回は2機ともそのようなことをすり抜けてインシデントになりましたが、運のよい事に最悪の事態は免れました。

 やはり今回の事例で今まで以上にやらなければならない対策というものが当然出てくることでしょうから、それを抜かりなくやることがまず最小限必要なことです。

 そしてさらには今まで安全のためにやってきたすべてのことを洗いなおし、振り返ってみてどうするべきかをよく考えて、確実に地道に実行することが大切でしょう。

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Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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