空港消防車と救助体制、、、、



 https://www.morita119.jp/company/office.html

 今回の羽田の事故を生の定点カメラを通してみていましたが、消防車が周りから化学消火剤をかけていても結局は搭載燃料が全部燃え尽きるまで消せなかったような様子です。

 長崎空港には実物大の飛行機に火をつけて実際に放水して消火する訓練用の設備があって、離着陸の際に訓練の様子を見る機会がありましたが、訓練通りにはいかないようです。

 自分が飛行機に乗り出した55年前にあった消防車はアメリカ製のものだったようで、エンジンはT34メンターの水平対向の高性能エンジンが積んであるという話を聞いたことがありました。

 今はモリタと言う、最大手の消防車専門メーカーのものらしく、その会社は八尾市のJR関西線の北側に隣接してあって、電車で通過するたびにまじかに見え、興味深く覗いていましたが、今はメイン工場が三田市の工場団地へ引っ越ししてしまったようです。

 今回の事故で気になったのは90秒ルールが18分もかかった割には、キャビンアテンダントの快挙とべた褒めでですが、当初は化学消防車がすぐに消し止めるまで機内で待機したという話が伝わっていて、5分以上待機したようですが、消火が不可能と言うことで燃え盛る中強硬に脱出し18分もかかったようです。

 判断が正しかったかどうかは結果論ですが、一歩間違えば全員焼死していても不思議ではなかったことは現場を見ればわかります。

 現有の消防車の能力と応援の近隣消防の消火能力では着陸時の燃料が少ない場面でも、十分ではなかったようで、離陸時の事故ではほぼ消化はむつかしいということになりそうです。

 もう一つ気になるのは、火災や転覆時の救助体制がほとんどゼロではないかと言うようなことが気になるのですが、つまり、燃え盛る火災の中へ救助に入る救助隊はほぼゼロなので焼け死ぬしかないのでしょうか。

 自衛隊の飛行場では専門の消防隊のほか、格納庫で作業している整備員を中心に、クラッシュスタンバイと言う組織ができていて、目の前の滑走路で事故が起きた時にはいち早く、大きなハンマーや⛏のような道具をもって救助に入ります。

 実は自分自身が、T33で滑走路から出るときに左と前の車輪が急に格納されて、滑走路上に擱座する事故にあいました。

 少し大げさですが、がくんと体が前のめりになって、姿勢を戻した時には真横でキャノピーハンドルで開けてくれている隊員がいて、周りは消防車と救急車に取り囲まれていて、早い救助に驚いたものです。

 実際には前のめりでエンジン停止などの緊急手順をしていたはずなので2分くらいかもしれませんが、、、、

 今回の燃え盛るJAL機の中へ救助に入れる要員はいないと思いますので、下手をしたら全人焼死するところでした。

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Secre

No title

90秒ルールってよくわかりませんね。

着陸停止から脱出ドアーが開くまでなら、遅い。
夜間なので赤い炎を見れば発火はエンジン付近とすぐわかる。 火の手が小さいうちに避難誘導すべきところが、

消防車が消し止めるまで機内で待機した? という話が伝わって、5分以上待機したならNG,

着陸後、機種が下がり既に煙が後部に充満しているので姿勢を低くしないといけない。 実際には一部のドアーが衝撃で開かなかったから残りのドアーを開くのに機長の許可が必要だった。 でもインターホンがつながらない、後部から前方のコックピットまで往復して時間ロス、ただ、コックピットのドアーが開いていたのが運が良かっただけ。 全部開かっなたら最悪だったはず。 各自の判断と日頃の訓練成果がでた? 当たり前のことです。


脱出完了まで18分 CAべた褒めする内容ではなく乗客が日本人という謙虚さのある国民性があって運が良かっただけ。 

救助体制はゼロ、ただ傍観視しているだけ。 耐火服と酸素ボンベと消火器あるなら何らかの作業するべきでは?

No title

日々の投稿ありがとうございます。
今回の投稿にはあまり関係ないですが、私自身、このような場面では援助をし最後に脱出しようと思ってます。
そうせざるを得ないところもあります。
日頃から130キロのバーベルで筋トレしていることもあり飛行機乗る時には非常口座席に率先して座っておりました。

しかし、いつの時からか非常口座席は他の座席より料金が1000円以上高くなり不思議さを感じております💦

No title

消防の消火ってもっとすごいのかと思っていました
震災がらみでおせち食べながらニュース見ていたので、リアルタイムで見ていたのですが、消火遅いなという印象でした、
最初はエンジン付近からの出火だったので、すぐ消し止められるだろうと思っていましたが、一向に消火している様子は見えませんでした
そのうち全焼
消火剤が避難者に掛かるのを躊躇してたのかもしれませんが、過去の海外映像では消火剤まみれの人が映し出されていました
仮に火の回りが速かったり、脱出困難な状況ならどうしたんでしょう
それを含めての判断だったのかもしれませんが、自分が同じ状況になったら消防を信頼できず平静を保てないと思います

消防のがんばり

初めまして。
航空機の火災で脱出で使える時間は 5 分間だったと承知する所で、正確な時間はマニュアルに書いてあるはず。マニュアルに無くてもメーカーは知っているはず。
で。私も 18 分間も掛かったのは長すぎると思う派。

これ。消防が頑張ったからだと思ってます。
初期消火は脱出支援。脱出後は鎮火のための消火。

消防が出来る脱出支援として、安全なドアを外から見て伝えること。
緑と黄色と赤の懐中電灯で知らせる。人海戦術になってしまいますが。。。
プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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