実用化段階の無人機

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111200214&g=pol
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d66f240bf00703388d032678787990c9f4360f
海上自衛隊の鹿屋基地で飛ばしていた米軍の無人偵察機は嘉手納に移転することが決まったようです。
同じように八戸基地で実験運航をしていた海保の無人偵察機は北九州空港へ移転することが決まり、実用運航に入るようです。
いずれも中国北朝鮮が対象国で、戦争で体力が落ちたロシアは列外になって、尖閣列島を含む台湾の周辺を主ににらみを利かせるようです。
鹿屋では着陸時に滑走路を飛び出すトラブルがあったようですが、これはこのブログでも取り上げたように、自動着陸ではなく、自動装置がトラブった時に備えて、オペレーターの訓練のための手動着陸で失敗したのでしょう。
海自の対潜哨戒機や海保の偵察機が実際の仮想敵国の船舶の調査で万一撃墜されるという事態もある中、無人なら安心して偵察できるということと、複数の機材で24時間飛ばせるという利点が有効でしょう。
すでにこのようなものが完璧に実用されている中、無人ドローンや空飛ぶ車など多くの機種が実用化に向けての生みの苦しみの真っただ中で、果たして使えるようなものがいつになったら出てくるのか楽しみであり、また不安でもあります。
電動にこだわるのは、CO2削減地球温暖化防止などと、偉そうなことをそろって言いふらしていますが、実はモーター駆動の4枚以上のローター構造が、一番制御が簡単で開発費がかからないためで、貧乏人の浅い知識の開発がそう簡単にいかないでしょう。
航空機の無人運航はすでに数十年前から実用化していて、その機体を飛ばす全体のシステムをどうするかが今の課題なので、万博会場と3キロ先の埋め立て地の間を飛ばす程度のことで、地上の渋滞解決の切り札などと大ぼらはやめた方がよいでしょう。
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