鹿児島県大島ドクターヘリ、出動回数減、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/fbcab69c94c770da2d911f712961bd0f2ca1837d
このブログはドクターヘリをテーマにしているものの、最近はあまり取り上げるニュースがなかったのですが、久しぶりです。
鹿児島県奄美大島のドクターヘリの運行調整委員会が開催され、前年度の出動回数は19件減り232件と減少傾向が続いているなど、報告されたそうです。
出動回数は少ないものの、飛行時間は全国平均の219時間より大幅に多い328時間ということで離島での運航を物語っているようです。
つまり離島でのドクターヘリは現場へ飛ぶ救命目的よりも、本土や沖縄県への医療搬送が多いようで、出動回数は減りながら飛行時間は84時間も増えたそうですから、飛行目的が救命から搬送へと変化してきているようです。
これは何を意味しているかというと、離島に住む高齢者が徐々に減ってきているということで、今傾向はさらに進むことが予想され、全般的にはドクターヘリはあまり飛ばなくなる状況が予想されます。
このような傾向はたぶん北海道などのような過疎地域も同じような傾向だと想像されますが、命に係わる急病を発症する高齢者の方が減りだしたということでしょう。
このような傾向は全国的に存在するようですが、ある程度までは減少を続けて底を打って、その後はあまり変化しない時代が来そうですので、その時期を見極めて、増機一辺倒ではなく、全国的なドクターヘリの再配置や統合などを検討する時期が近い将来来ることでしょう。
過疎地の高齢者の人口減少はこのような離島から始まり、その後は北海道など、人口の少ない地域に及ぶものと予想されます。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231116/k10014259481000.html
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