事業として航空機を飛ばすには、、、、

和歌山 (4)


 https://news.yahoo.co.jp/articles/edb56b1b557902240af8a62a5ccc557a315da7c6
 
 
 航空関係者でもあまり気が付かないような犯罪がめずらしく検挙されたようです。

 過去に少し取り上げたのですが、飛行機は何で飛ぶかという設問で普通には燃料ですと言うのが正しい答えなのですが、航空関係に従事する人のなす仕事によってその答えは千差万別なのです。

 操縦士はぱいろっとの操縦によって飛ぶと答え、整備士は規定通りの検査整備で飛ぶと答えるのですが、航空行政の役人や会社の運航管理の人間は何と、航空機は書類によって飛ぶと答えるのです。

 自家用機が飛ぶには航空機の製造会社のマニュアルに従って飛べば十分なのですが、事業として客や荷物を運んだり、航空機を飛ばして写真撮影や調査を事業としてやる場合、航空機を安全に飛ばすことを一から十まで、安全に飛べるということを証明しないと事業認可は降りないことになっています。

 その安全を証明するものは、航空局に提出する数多くの書類ということになります。

 どうも九州の航空会社に勤務していた社員が新しく、おなじ航空機を新たに飛ばす会社に引き抜かれ、会社を立ち上げるための申請書類を作成するために、やめる会社のパソコンからUSBメモリでコピーして持ち出したことがばれて逮捕されたようです。

 ニュースではハイジャック時の緊急対応マニュアルなどと報じていますが、提出する会社の名前に書き換えるだけで審査は通るでしょう。

 実は提出する書類類は多分大きな段ボール箱2杯くらいにはなると思いますが現に運航している会社のものなら、会社名を変えるだけで通るでしょう。

 おおきなところでは、運航規程、整備規程、訓練規定、審査規定、乗務割規定などなど、航空機を飛ばすにあたって安全に飛ばすための必要な規定類を完璧に作って審査に合格して初めて飛ばせることになるのですが、同じような会社ものを手に入れて作ることが一番早いでしょう。

 MRJの型式認定も同じようなことなのですが、これは実際の機体の構造を審査基準に合わせて作り、それを最終的に書類で証明するという作業になります。

 事業開始前に必要な書類を作り、それを人員資格や設備、整備場所や工具類、訓練済に証明などすべてをそろえで運航前検査に合格し、初めて事業として乗客から金を取って飛ばせることになりますが、新潟の会社はまだいつから飛ばせるめどがついていないようです。

 犯罪で手に入れた書類をもとに作ったとして、基準を満たしていれば不合格とはできないけれども、多分ネチネチやられることでしょう。

 今日の記事 よければ 「拍手」 クリックよろしくお願いします。

 
スポンサーサイト



コメントの投稿

Secre

プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
その他
9位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
9位
サブジャンルランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR