大谷選手の故障とパイロット人生、、、

T34 (11)

 

 大谷選手の故障のニュースに接して、パイロットの人生についてふと考えてしまいます。

  https://news.yahoo.co.jp/articles/ed906ed0f44b73e145e28f8aabad860fb69ea753

 大谷選手のような偉大な選手でも、10歳以下から野球を始めていわゆる一流選手としての技術のピークはほぼ25歳くらいから35歳くらいで、プロとして通用するのはその前後ほぼ5年くらいですから長くて20年というところです。

 普通の人は20歳くらいから60歳くらいまでで、人生80年のうち半分の40年というところでしょう。

 パイロットにもいろいろ有りますが、いわゆるプロ野球選手と同じ年代しか働けないのが戦闘機パイロットで、25歳から40歳くらいで40を過ぎると激務に耐えられないというか、100億円の機体を任せて有効に飛べるのは40歳が限界というところで、大谷と同じように体を壊せば30代でもアウトになるようです。

 ヘリのパイロットは25歳から65歳くらいまで使える仕事は多くありますが、一日中 6時間も7時間も生コンや木材を運ぶのは50歳を過ぎると、はっきり言えば下手糞になり効率が落ち体力が持たないのが実情で、ごく一部の者しかできなくなるのが普通です。

 ドクターヘリのような一日に一時間しか飛ばない仕事でも、60になるとパイロットとしての性能が落ちてきて、できるだけぼろを出さないように続けるしかなくなります。

 つまり人間のどんな仕事でも賞味期限があり、あまりにその賞味期限に逆らって続けることは、代替者がいるならあまり進められないでしょう。

 大谷は最新医療で再生できると良いのですが下手をすると消える可能性すらあるでしょう。

 さてここで人生の後ろが決まるパイロット人生で、できるだけ長く、優秀なままフライトに専念してもらうには、いったい何が重要かということに気が着くべきでしょう。

 それは人間の体力気力が旺盛で、何事もいち早く吸収できるような年代から、パイロットとして専門教育を施して、少なくとも25歳程度までには、必要な技量と知識経験を会得さえることが大変重要なのですが、、、

 ですから適応年齢の学生から選抜し、国家の機関で集中教育し、できるだけ早くプロとしてのスタートを切らせることが大変重要なこととなります。

 30歳を過ぎてから、夢を実現するため、職業を変えて、自費訓練をスタートし、35歳で何とかプロになる苦労話も悪くはありませんが、プロ野球選手も、厳しい条件で飛ぶパイロットも35歳はそろそろ引退を考えて第2の人生へ進むべき年代となります。

 体力も技量も知識も大していらない、ただ飛ぶだけのパイロットならそれでも良いでしょうけれども、一流のパイロットはたまたま育つのを待つのではなく、それなりの環境を与えて強制的に育成するべきものでしょう。

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Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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