夜間飛行よりドクターカーやヘリ15分体制、、、、、

香住 ドクターカーと (16)

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 ドクターヘリ夜間飛行関係の調査結果が上のPDF が22年4月に公表されていて、さまざまなことが書いてはありますが、どうもどうしてよいかわからないということが結論のように読めます。

 目標としては政治家を動かして金を確保してからどうするかという感じで、確たる筋道は示せないようです。

 とりあえず今のドクターヘリをすべて夜間飛行するためにはパイロットが現状の3倍、ランデブーポイントに夜間照明が少なくとも100億円程度は必要で、それで飛び始めると墜落のリスクが5倍程度、夜間の救急は昼間の半分程度なので、費用対効果や安全性から、さあーやろうとはならないということが結論とせざるを得ないということになります。

 ではドクターヘリや救急医療は今のままでよいかといと、いやもっともっとほかにやるべきことはないのかということにあります。

 そのまず第一がドクターヘリ15分体制の構築を目指すという、目標がありそうです。

 宮崎県の延岡で起きている救急医療にドローンを導入しようとする動きは、県南部の宮崎にあるドクターヘリではどうしても30分以上かかってしまい、ドクターヘリを導入したいが費用が掛かりすぎるのでドローンでできないかということだそうです。

 実はドクターヘリが全国に配備されたものの、北海道をはじめかなりの地域でドクターヘリが30分以内に届かないという地域があって、その地域の方はドクターヘリの効果に恵まれないということになります。

 それではどうするかというと、ヘリを小型化し費用を抑えて導入するか、夜間も悪天候にも対応できるドクターカーを導入するという手があります。

 ドクターカーは地上を走るからヘリのような初期治療の効果が少なくて、救急車と変わらないと思われがちですが、実はドクターカーは救急車が患者さんのもとへ着くのと同じ時間が掛かるのですが、ドクターが乗って出動するので、救命処置が始まるのは救急車の半分の時間であるということを見逃しがちです。

 さらにはドクターヘリは今のところ夜間は飛ばないので、ドクターカーはその力を夜間にいかんなく発揮しますし、天候が悪くてヘリが飛ばないときや、すでにヘリが他の事案で出動している重複要請の時も大活躍します。

 このようなことを検討すると、ドクターヘリの基地にはドクターカーを配置し、ヘリと連携するほか夜間はヘリの飛ばない分をカバーすると空白時間が無くなります。

 延岡のようにヘリが30分で届かない所にはまずはドクターカーを配置する、そして将来的には年間経費1億円程度の小型のヘリを配置するという手があります。

 もちろんこのような手を打ちながら、パイロットの育成や、ランデブーポイントの夜間照明などをしながら、将来の夜間飛行を目指すべきでしょう。

 夜間飛行は技術的にできないなら何もしないではなく、地道に対策を実行しながら、より良い救急医療を目指す、その一つとしてヘリの夜間飛行も将来的な目標とすることが良いでしょう。

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Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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