重大交通事故 原因は運転手の意識喪失、、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/394d32e322e39fa2f6c106eec4ba37d9865be67f
昨日 ご近所の大和高田市の以前よく行ったショッピングセンターの前の3差路の国道で車が5台も関係する大交通事故があったとニュースが言っています。
90歳の女性が病院に搬送されてから亡くなったと報じていますが運転手の88歳の男性も重体のようです。
巻き込まれた対向車のドライブレコーダーの映像ではセンターラインを越えてノーブレーキで衝突する様子が残っていることや、目撃者の話ではフルアクセルのようにエンジンがうなっていたと証言していましたので、池袋プリウスミサイル事故のような様子です。
ただ池袋は停止状態からアクセルとブレーキを踏み違えた事故ですが、今回の事故は運転中の意識喪失による暴走のようです。
ドクターヘリの現役時代にも、この手の事故は時々あって、走行中に暴走するような走り方で、対向車にぶつかったり、単独自損事故で反対側の電柱にぶつかったりと、派手な事故になり、乗っている人も大けがになることが多く、事故でけがをして意識喪失か、意識喪失から起きた事故なのか一見しただけでは判断が付かないことが普通です。
ただし、現場にいち早くついたフライトドクターは、重傷を負った運転手が脳梗塞や心筋梗塞で意識喪失状態にあるのかを怪我で意識喪失なのかをいち早く診断して、処置を始めないと患者が助からないことになりかねません。
同乗者がいて、話せる状態なら比較的正しい情報がわかる場合が多いのですが、単独で起こした事故なら状況をよく判断して救急処置をする必要があります。
同じような事故ではほぼ高齢者が起こすようですが60代くらいに見える人でも起こしたことがあり、脳疾患や心臓疾患以外でも癲癇恐れもあるようです。
また片側1車線の自動車専用道路でのセンターライン飛び出しの事故の場合も居眠りだけでなく、急病の場合が考えられます・
このような事故は言った起きれば重大事故になって、多数の人が死亡したり、重症を負う可能性が高く、最新技術で居眠りを警告するシステムや、D-CALL-NETで使用されているドライブレコーダーの解析や、身体状態の急変を察知するセンサーと連動して、車を止める装置を開発装備することも検討してほしいものです。
また同乗者が運転手の異常に気が付いたら、すぐに車を止めることができるような緊急停止ボタンを装備することも有効でしょう。
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