事があるとわかる不具合、、、、、



 https://news.yahoo.co.jp/articles/16604dc3be0d961c87a291f052c4e82c684bfb25

 陸自のUH60が遭難してから早くも1週間が過ぎ、これといった手掛かりがつかめない状態で、捜索されている隊員や海保の方など疲労と焦りが出だすころとなっています。

 遭難から直ちに捜索部隊が編成され、多くの隊員が航空機で展開したことと思いますが、今回の事故で唯一ある事が試されて、それは、いわゆる台湾有事にどのように対処するかという、実戦体制の訓練となっています。

 県知事以下、平和ぼけの左翼色真っ赤な地域で自衛隊は十分な施設も飛行場も持たず、少ない隊員で重い任務を強制されていて、果たして台湾有事にどの程度のことができるか試してみることすらできなかったことでしょう。

 例えばこのような事故とは言え、ヘリコプターや隊員を南西諸島の一地域に一挙に展開するような訓練すらはばかられて、十分にできなかったことでしょうけれども、今回は身内の事故とは言え、多くの航空機や人員を展開することになり、下地や宮古の空港や、港湾をある程度は自由に使用することができているのでしょうか。

 グーグルで見たところ、駐屯地などにはヘリコプターが多数集結するような場所はなく、しかも初度巡視の飛行すら複数機の使用ができないほど狭い、ヘリポートで、しかも、陸自のヘリポートではなく、空自のレーダーサイトのヘリポートを間借りしたようです。

 事故の初動に際して、宮古空港や下地空港に10機20機単位のヘリや数百人の隊員を載せた空自の輸送機が自由自在に着陸して、捜索の初動ができていたら、すでに見つかっているかもしれません。

 自衛隊が国内の地域で移動や施設の使用に制限を受け、自由に展開できないなどということは絶対にあってはならず、今回の事故が一段落したら、初動体制について大い調べて不具合は正すべきでしょう。

 もちろん陸海空3自衛隊の連携や県の空港、港湾施設などの緊急時の使用についての手順などは抜かりなく調整しておくべきでしょう。

  今大変不幸な事故であったことは悲しいことですが、これがいきなり起きた台湾有事であって、尖閣どころか本邦内の島に上陸されてしまっていたら、民間空港の軍事使用がどうとか言っている場合でなさそうです。

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Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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