アメリカで小型機同士が衝突4名死亡、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/b40a8ff2ba90adf9008c4b398ab42745f119a8f3
現地時間の7日、アメリカ、フロリダで小型機同士が空中衝突し、搭乗者全員4名が死亡する事故が起きたそうです。
最近の空中衝突事故はオーストラリアでの遊覧ヘリ同士の事故をこのブログで取り上げましたが、世界中では年間10件程度以上の空中衝突事故が起きていて、その中でも小型機同士が結構多いようです。
管制方式とレーダーで保護されている旅客機など大型機同士の空中衝突はほぼ起きなくなっていますが、小型機が関係する事故がほとんどのようです。
ヘリや小型機が多数集中するような取材現場上空や、災害地上空での衝突は意外に少なく、日本で取材ヘリがぶつかった例でも、ぶつかった相手と2機しかいない状況で3件も起きていて、阪神大震災や東北震災など数えきれないほどのヘリが飛ぶ状況では意外と衝突は起きていません。
ということになると今回もそうなのですが、自分以外はだれも飛んでいないと思いこんで、しかも天候が良くて見晴らしがよい状態で油断がある場合には危険性が高いようです。
つまりパイロットの常識通りに、普通に見張りをして飛んでいたなら、ぶつかる前に相手を発見して回避できるような飛び方をしていればぶつからないということかもしれません。
特に今回は片方の機体がパイパーカブという高翼の骨董品のように古い機種でしかも、水上機だったそうですから、操縦席から上も下も見えにくいという欠点があります。
しかも片方は70歳前後の高齢者同士が操縦し、もう片方は若い教官と10代の訓練生というような、どちらも見張りが十分にできていたのかという疑問があり、現実にぶつかっていますので見張りは不十分だったというしかなさそうです。
日本国内の空中衝突事故のほとんどはヘリが絡むものが圧倒的に多いのは、それだけヘリが飛んでいるということで、しかも今後空飛ぶ車やドローンが飛ぶようになれば危機は大きくなることはあっても、減ることはなさそうです。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/5473ee3b78268fa51118c05ae5b2962b6c5e7d3b
詳細は不明ですが、特定操縦技能だと有効期限があるからそのことでしょうか。
詳細は不明ですが、特定操縦技能だと有効期限があるからそのことでしょうか。