長野県防災ヘリ パイロット4名体制へ、、、

長野県警

 https://news.yahoo.co.jp/articles/cc7a7b5c13650fe5df85b95eba7fd78b41b021ab

 平成29年に墜落事故を起こして、9名の犠牲者が出た長野県防災ヘリは必要なパイロットが充足しないで、長く迷走飛行を続けていたものの、この四月からにパイロットを雇うことができて4名体制となるようです。

 長期間必要なパイロットがそろわなくて、運休日をもうけたり、民間会社にパイロットを派遣してもらったりしても十分の要員がそろわず、消防職員から新人を育成しようとしたりと、いずれもベテランで優秀な、山岳飛行に十分対応できるようなパイロットはそろわなかったようです。

 今回、奇跡的にベテランパイロットが採用できたのはどうやら同じ長野県内のしかも県警の操縦士が定年退職で横滑りするのではないかと思いますが、飛ばしていた機種が違うようですので、もしベル412の資格を外注で訓練する必要があるなら2500万円程度必要となりますが背に腹は代えられないでしょう。

 しかし、定年退職者なら60歳としてあと5年程度しか使えないパイロットに2500万円は民間会社ならありえないところですが、官ならなんと言うことはなさそうですから。

 経験が十分でないパイロットを雇い入れて2500万円使った直後に退職されて食い逃げされたことが複数回あったようですから、防災ヘリを飛ばそうとするとずいぶんと金がかかるものです。

 長野県は防災も県警も同じアルプスで救助任務で飛びますから日本国内では一番難度が高い危険性が高い飛行をしますので、パイロットの定着率が悪く県警も一時はパイロットの出入りが多かったようです。

 そのような運航環境に対応するのにヘリ1機、パイロット整備士数名で対応する組織を作って飛ばすことなど、ほぼ自殺行為で、普通ならヘリ数十機以上でパイロット整備士それぞれ100名以上の集団から、十分な経験と技量を持ったものを選抜し、3年交代程度で経験を経たものを順番に転勤させて対応するべきでしょう。

 航空自衛隊のブルーインパルスのパイロットが3年程度で順番に入れ替わるようにしているのはある程度そのようなことを配慮しているためです。

 もう一つ言えることは県警のパイロットが同じ飛行場内の隣の防災航空隊へ転職するくらいなら、県警航空隊と防災航空隊を合併させるくらいの荒療治が結構有効でしょう。

 パイロットが7,8名いるとある程度の新米を在籍させて、徐々に育成するということが可能なので、長期的に、良い人事配置が可能です。

 よい人材が確保でき、長期間に渡って安全確実な運航を維持できることを期待しますが、難易度は日本一で前途多難ということは言えそうです。

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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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