MRJ ついに開発断念??



 https://news.yahoo.co.jp/articles/12cd3c9b10353dd0924466e530c5e8aaf92f4063

 15年前 鳴り物入りで始まった国産ジェット旅客機 MRJ  またの名 スペースジェットがついに開発を断念と言うニュースが一斉に流れたようです。

 えっ!!まだあきらめていなかったのと思う人も多いのではないかと思いますが、昨日ついにメディアが一斉に報じたようですが、その後張本人の三菱がまだ決めたわけではないと否定するニュースが出ています。

 15年前 この計画が発表されたときは、私もまさか失敗することはないと高をくくっていましたが、メディアのあまりの提灯記事のうさんくささと、その直前に民間ヘリの開発に当たって、数機売った後で、尾部の強度設計に失敗がばれて、試験飛行中に墜落して社員が亡くなる事故を起こして計画が破滅したので、一抹の危惧を抱いていました。

 百年続いている航空機メーカーがこのコンピュータの進んだ世の中で、数多くいる東大卒の技術者たちが。まさか、主要部分の強度設計をミスるなどありえないことが原因だったらしく、すべての信用を失い、消え去ったのですから、小型旅客機の設計でも同じことが起きても全然不思議でも何でもないでしょう。

 三菱は戦後、YS11、MU2、MU300とオリジナルの航空機を設計販売してきましたので、しかもエンジンはアメリカ製なので、小型ジェット旅客機のドンガラ程度のものが作れないはずはないと、国民の99%は思っていて、メディアもバカみたいに浮かれていましたが、現実は厳しく、そうは問屋が卸さなかったようです。

 この不始末はだれが悪いかというと、それはもちろん社長が戦犯なのは決まっていて、設計製作する上で社員のどこがウイークなのかを判断して、しかるべき手を打つべきなのですが、悲しいことに法学部や経済学部出身では何が足りないかなどわかるはずはなく、下の技術屋のチーフ連中が保身でいいことばかり報告し、気が付いたら飛行機の形はかっこよく出来ていても飛べなかったということでしょう。

 ブラジル、カナダに負け、中国にも負けたようですから、この先100年は日の目を見ることはなさそうです。

 メディアに一斉に撤退という飛ばし記事を書かして、ならば止めるかという逃げ道をセットさせて、無事中止とするのでしょう。

 最後まで三菱とメディアは仲良しのようで、国庫負担500億円(これも怪しい)は踏み倒すとするのでしょうか。

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Secre

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ヤフコメからの引用です
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関係者ですがもう時効だから暴露します。 最初の構想を考えたチーフパイロットが空自の戦闘 機出身。

2人乗り旅客機の経験ない民間機ど素人が仕切る中で 誰も某氏を諌める人がいない。

声の大きい人が決める社風なので、 CRMが存在しない空自の1人乗り機材の思想ゴリ押しでプロトタイプ がスタートしました。

旅客機出身者のアドバイスも全てスルーされる中で どんどん仕上がっていくユーザー無視の自衛隊式ガラパゴス設計。

結果、ことごとく局にダメ出しされました。 度重なる納期遅延で漸く旅客機に明るい外国人技術者を登用するも時既に遅し。

完全に三菱の社風による自滅です。
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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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