研修医 いじめ (2) 真相に迫る、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f8852ad2966da0085bebcb157ad05427eb0f7cd
ネットを含めて多くのメディアはいつも嘘をつくので信用してはならないのですが、論調はほぼ女性の研修医がすべて悪いことになっていますので、真相は全く別のところにあると思っていたら、5年前かに愛知県の病院同士がドクターヘリを使って患者さんを転院搬送する件でもめているというニュースがあって、穏やかにこのブログで取り上げたことを思い出しました。
どの記事で取り上げたか特定できないのは、医療界の闇に、この神聖なブログ(笑)で突っ込むのに気が引けたからでした。
今回の病院の付近のどの病院かは特定できないのですが、患者搬送の受け入れはドクターヘリ病院であることは間違いはありません。
当時、江南あたりの病院から、愛知医科大病院へ患者搬送の必要が起き、片道5分か7分の飛行で終わるので、ドクターヘリが空いていたら、患者を迎えに来てくれと依頼したらしいいのですが、迎えに飛ぶ受け入れ病院は、軽症の患者にドクターヘリは使えない、という理由をつけて断ったため、結果、消防の救急車で往復2時間以上かけて搬送したというニュースでした。
今回と全く同じパターンだったようですが、ドクターヘリの使用について、県のドクターヘリを管理して飛ばす病院と、他のヘリポートを持つ病院で対立があったことは確からしいのですが、ドクターヘリは重症者に限るということだったと思います。
転院の必要性はあるものの、症状はそれほど重症ではなく、救急車搬送で十分であるという判断で、消防に救急車を要請し、はるか消防の管轄外へ往復2時間以上かけて搬送するなら、消防は病院の搬送車でやってくれと思ったことでしょう。
患者を送り出す病院は3次救急とは言え小規模なので搬送車があったのか持っていないのかはわかりませんが、受け入れ病院はヘリまで持っている規模なら搬送車は所有していたと想像できます。
受け入れ病院としては、受け入れるほうは搬送車はあると言いながら、わざわざこちらから迎えに行くのはおかしい、そちらから送るのが当然だという高飛車な態度でしょう、ヘリなど出せるかという態度ですから。
困った送り出し病院は、仕方なく地元の消防に遠方まで送ってもらうにあたって、まさか容体は安定していますとは言えないので、ドクターを付けますと言うものの、大したことがないから、5時で勤務明けで市内へ飲みに行くの女性の研修医に私服ででも乗せたのでしょうか。
この事情をすべて知った消防は、病院同士のつまらない対立で余計な搬送をさせられたうえ、飲みに行く研修医に寄り道をしろと言われて切れてメディアにばらしたのでしょう。
このような事情を全く知らない研修医は、付き添う必要のない患者について同乗し、見ず知らずのど田舎の病院から飲み会に遅れないようにと、指導医に言われたとおりに、軽い気持ちで寄り道を依頼したのでしょう。
救急性のない患者の搬送は消防ではなく、病院の搬送車か搬送業者の車で搬送するべきで、医者の見守りが必要な重症の患者ならドクターヘリで7分で搬送するべきでしょう。
病院同士、また消防との不仲にうぶな研修医を巻き込んで、メディアに寄ってたかって袋叩きにされる研修医を見殺しにするとんでもない関係者です。
当事者の研修医はすぐに鳥取か豊岡へ変わることをお勧めします。
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