京都の公的ヘリ体制、、、、



 https://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000205606.html

 私は奈良県在住なので隣の京都府の公的ヘリの配置や運航状況についてケチをつけることはあまり気が進まないのですが、防災警察消防ドクターヘリなどが効果的に運航し、費用対効果が有効に作用し府民の役に立ってほしいと思い少し書いてみます。

 東京都はついにドクターヘリを導入することが決まって立川基地に配置し、杏林大学病院の医療チームが担当して21年中に運航を始めるそうです。

 そして、四国の香川県も四国航空が担当して、来年22年度中には運航が始まりこれで京都府を除く全国すべての都府県がドクターヘリの運航をすることになります。

 京都は南部は滋賀県と、北部は豊岡と共同運航していると胸を張ることでしょうけれども、このような協定による運航はただの借り物で、持ち主の県が今飛んでいますと言えばそれまでです。

 京都府はヘリコプターの救急に不熱心はと言えば実は以上に熱心で、県内の消防救急に24時間対応していて、パイロット整備士、を24時間勤務させ、ヘリは消防用と防災用の2機を運航していますので、たぶん年間数億円以上の費用を毎年使っていることでしょう。

 パイロット整備士の人件費以外にパイロットの夜間飛行に備えた計器飛行の資格を取るのに4名分で1億円以上使い、県内数か所以上の照明施設の装備されたヘリポートに10億円以上かけたと思われます。

 そしてその結果、夜間の救急出動で緊急空輸された患者の数は月に数名程度でしょう。

 その他、パイロットは夜間出動の少ない飛行経験を補うべく、月に1回程度の夜間飛行訓練を行っているものと思われます。

 京都府は日本中でも空港やヘリポートを持たない数少ない県なので、消防や警察が駐在するヘリポートが必要なのですが、なんとなんと消防と警察が同じようなヘリポートを数キロ付近の位置に別々に広大は敷地を備えて整備されていますが、県民はこの税の使い道には意義を言わないのでしょうか。

 このような公的ヘリの整備運用状態を維持するために年間10億円程度以上は支出していると思いますが、年間2億円強で500以上も救急出動するドクターヘリを装備しないで、なぜ他県に依存しているのか良くわかりませんが、少し頭がおかしいのでしょうか。

 消防ヘリの夜間運句をやめればドクターヘリはたぶん2機も導入できることでしょうけれども、日本国中の他府県がすべてドクターヘリを運航している中、共同運航と称して行政活動をさぼっていることに府民は何も言わないようですからこれも頭がおかしいようです。

 共同運航とはお互いに助け合うことで、規模の大きな県が一方的に小さな他県に依存することを共同などとは言わないでしょう。

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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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