メディアの手抜き取材、米軍予防着陸、、、、

米軍機が事故や不時着、予防着陸など通常の運航からはずれたことが表ざたになった場合のメディアの取材報道姿勢や内容に多いに疑問点があったり、なんだこれはと思うようなことが度々あります。
1昨日の米海軍ヘリの壱岐空港への予防着陸の場合はほとんどのテレビ新聞はだれも記者が現地へ行かないどころか、駐在員や地元の販売所などの協力もなく、ただ単に電話の取材でお茶を濁す程度なのに米軍非難の意志だけは秘めているようです。
ネットが進んだこの時代に一枚の写真もなく記事を上げるのはかなり無理があり、私が多くのネット記事を見てもどこにも写真がなく機種の特定すらできませんでした。
沖縄の場合は読者提供の良い写真がありましたが、山形空港の場合は空港に外柵の外から取ったものだけでした。
メディアが反日反米を貫くのは好きなようにすれば良いのですが、それでは米軍は何かがあっても取材に応じることはあり得ませんので読者は一方的に情報から遮断されたままの記事しか接することができず、飛行の概要や故障の内容、復旧作業の概要など、本来なら米軍が地元民に理解を得るための情報まで遮断されています。
さらに、取材は手抜きばかりで、ほとんど情報らしい情報は取れていませんので、たぶん現地へ行かない、行っても事情の分からない素人新米に行かせて適当な記事適当な絵を流しているだけで、反米で貫いているようなものとなっています。
もし日本のメディアが戦後一貫して米軍の活動に理解をもって親米姿勢を取っていたなら、事件事故のあるたびに米軍や防衛局は必要な記者会見に応じてそれなりの情報を公開し、場合によっては機長や指揮官の会見や撮影に応じることでしょう。
幼稚園の屋根に落ちたヘリの飛行前に外す注意タグがジャンク品店で手に入れた使用されていないものを自作自演してメディアが協力して煽るような体制では、国民が米軍のインシデントに際して必要な情報を得ることは未来永劫不可能でしょう。
今回の壱岐空港予防着陸の場合は、電話取材と資料映像でお茶を濁すような、あからさまに手を抜かないで、せめて機種と飛行目的程度は正しい情報を報道するようにしないと、メディアは自滅しますよという人はいないのでしょうか、、、、
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