海上自衛隊へり コロナ患者搬送、、

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-00000509-san-pol
サンケイ新聞によると海上自衛隊のSH60 Kが自衛隊機として初めて、新型コロナ感染症患者を長崎県壱岐から大村基地まで搬送したと伝えています。
いつかはこのようなニュースが伝えられるとは思っていましたが結構早く来ました。
離島で感染者が出た場合で、重症患者が人工心肺を使用する必要が出た場合、島で対応できなければ本土へ搬送するしかありませんので、ヘリコプターで搬送となりますので、飛ぶのは防災ヘリか、ドクターヘリか自衛隊ヘリということになり、なぜ県が所有するドクターヘリや防災ヘリでなく、自衛隊に災害派遣出動を要請したのかというところは少し気になります。
サンケイ新聞のニュースの配信時間が0時43分ということなので、県が記者クラブを通じて発表したのが深夜でしょうから、実際に飛んだのは3日の夜半近くということが想像されます。
つまり搬送要請が夜間になったので、通常夜間の離島搬送を自衛隊に頼ることが多いので既定路線だった可能性が高いと思います。
今後は日本のどこかで防災ヘリやドクターヘリがコロナ感染患者さんの搬送をするニュースが出るかどうか、大変気になります。
長崎県のドクターヘリは普通に対馬と隠岐はカバーしていて、壱岐なら40分から50分で着き、患者さんは大村医療センターか、それよりも近い福岡へも搬送することがあります。
防災ヘリも対馬、壱岐はカバーしていますが、大村医療センターの救急は夜間は海上自衛隊を要請することが多く、違和感なく要請できる体制です。
問題は医師看護師、パイロットなどの防護服と人工呼吸器などの装備が少し気になりますがこれも医療側ですべて準備できそうですので問題はないでしょう。
ドクターヘリの場合はより多くの医療機器を積んでいますのでその点は良いのですが、機体が小型であるため密室状態がより強くなりますので、あまり適当ではないかもしれません。
夜間であれば海上自衛隊に出ていただいて、搬送することは既定路線でしょうけれども、長崎県はこのような場合に自衛隊に世話になっているので、足を向けて寝ることは出来ないでしょう。
今後、日本のどこかでドクターヘリや防災ヘリが新型コロナ感染症患者の搬送を行ったというニュースが出るかどうか大変気になるところです。
スポンサーサイト
コメントの投稿
No title
No title
コロナで外出自粛が求められているのに国交省は従事者試験を本日行いました
しかも受験者にマスクを持参しろと言っています
しかも受験者にマスクを持参しろと言っています
No title
ご存知の通り、夜間は防災、ドクヘリは飛べません。
壱岐島ですと、自衛隊か海上保安庁(どちらが第一なのか忘れました)が災害派遣で対応になりますね。
壱岐島ですと、自衛隊か海上保安庁(どちらが第一なのか忘れました)が災害派遣で対応になりますね。