ドクターヘリ救急に最適、ゴルフ場、、

私はゴルフができないというか、現役時代には興味があったのですがやるきっかけがなくて、結局今までゴルフをやったことがありません。
今から始めるには、すでに70歳ですのですでに手遅れかもしれません。
しかしゴルフ場へはヘリコプターの仕事で何回も訪れていて、今倒産の危機にある某電話会社の社長を乗せて都内から往復したほか、松くい虫全盛時期は防除作業、バブルの時代は夜間照明の設置工事と様々な仕事で飛んで訪問しました。
ヘリパイロット最終の5年間のドクターヘリ時代にはゴルフ客の急病で飛んだことが10回程度あると思います。
表題のようにドクターヘリ救急にゴルフ場が最適であることの様々な条件がそろっていて、ゴルフ場で心筋梗塞や脳障害などで倒れたプレーヤーの方は幸運であると言えるでしょう。
ゴルフ場は普通山間部や人里離れた過疎地にあることが多く、急病で救急車を要請しても30分以上かかることは普通で、医療介入までなら1時間程度かかると言えるでしょう。
ところがドクターヘリを要請すると10分程度で到着し、経験豊富な救急医がすぐに治療を始めてくれるのでこれほど恵まれた医療はそうそうないでしょう。
多くのゴルフ場はバブル時にヘリポートを整備しましたし、ヘリの性能なら整備されたヘリポートでなくても、グリーンでもフェアーウエーでもクラブハウス前のパット練習場でもどこにでも、ほとんど地上の支援なしでも安全に着陸できますので患者さんが倒れているところへ直接着陸できすぐに処置が始まります。
ドクターヘリと同時に消防署を出発した救急車が着くころにはす、でにヘリは離陸して、下手をすると基地病院へ着いていることすらあります。
ゴルフは真夏真冬などでなくても結構な運動量で普段運動不足の方には大きな負担がかかる上、プレイ中や昼食時の飲酒が心筋梗塞などの引金になって発病するケースが多いようです。
ゴルフ場でドクターヘリを要請する場合は、何番コースの2打付近で倒れていますとか、7番のグリーンですとかまで指定しても、直接着陸可能な場合がほとんどで、ゴルフ場で倒れてドクターヘリの世話になる方は大変幸運と言えるでしょう。
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