内部で異論??長野県防災ヘリ運航、、、、
読者の方に書き込みいただいたように、長野県防災ヘリの部内安全会議の資料が漏れ、その中には民間と県職員との合同運航に不安全要素があるという意見があったと書かれています。
長野県防災ヘリは2017年3月に乗組員9名全員が死亡する事故を起こしましたので、機長と機体を失っています。
防災ヘリの任務の必要性から、事故から1年2か月後には運航7を再開しましたので、代替機と県職員の機長は手当てがつかず、機体はリース、機長は派遣という体制で民間会社と契約しました。
長野県は県職員による自主運航を目指していますので、当然県職員の中で、経験の少ないパイロットが在席していて、その要因をいち早く機長として育てたいということで、副操縦士席へ搭乗させているようです。
報道によると、この民間機長と県職員見習い操縦士の連携に不安があり、不安全要素となっているという意見が2月の安全会議で出たようです。
情報公開ということで、どんな情報でも外部に出ることがよいのか悪いのかは意見の分かれるところですが、いずれにしても不安を抱いている関係者がいることは事実のようですので、なんらかの明確な対応を取ってこの不安は早急に解決する必要がありそうですが、具体的な解決策は無いようです。
この会議などで出ていない考え方で、一つ忠告として取り上げておきたいことがあります。
県職員の経験の浅いパイロットは、法的には機長の資格がありますが、救助や低空飛行、山岳飛行を安全確実に実施する技量経験が足りないということはほぼ全員の意見が一致していて、副操縦士席に座って実務飛行を横から見て経験させれば、自然と機長としての経験や技量が身につくものと誰もが思い込んでいるようですが、そのようなことは夢のまた夢で実現は不可能でしょう。
パイロットの技量は自ら操縦してのながらの経験で着くものと、教官操縦士に実務現場と同じように行う、厳しい訓練飛行で身に着くものがあります。
機長の横に座っていだけで身につくようなものはほとんどなく、果して派遣されてきている機長が厳しい任務のさなかに、新米操縦士に適切な訓練を施すような実力を持っているかどうかど、検討されたことすらないでしょう。
まして日ごろの運航における連携に不安がある程度なら、何十年横に乗ったとしても、新米が機長になることなどありえないでしょう。
どうも素人は横に乗って飛んでいればそのうち機長になれると、ヘリパイロットの経験技量を軽く見ているようですが、どなたか違憲してあげてください。
その程度の認識ならまた近いうちに犠牲者が出そうで恐ろしく感じますがいかがでしょう。
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コメントの投稿
No title
剣岳の風下で毎日5時間ホバリング訓練やれば、1年後には随分上達すると思うけどね。長野方式は反面教師だね。
No title
派遣元のジャネットも社長が変わってからはいい噂を聞きませんからね、
推して知るべしというか
推して知るべしというか
No title
国内有数の山岳地帯の長野防災が、内部で不安があるのではとても救助どころではありませんね。機長を含めレスキューチームは1点の不安もなければ他人の命を救えるはずがないと思います。事故がないことを祈るしかありません。
No title
> d87**78さん
よく辞めるようですが、操縦士も整備士も。何かあるんでしょうか。経営母体もチョットな~というところもありますので、そういうところもあるのでしょうか。
よく辞めるようですが、操縦士も整備士も。何かあるんでしょうか。経営母体もチョットな~というところもありますので、そういうところもあるのでしょうか。
No title
この経験の少ない県職員パイロットは航空局の試験官辞めて入った人でしょうか?在局中から評判が悪い人でしたが、やっぱり受験生に言うほど自分は腕がなかったことが証明されたんですね。
No title
> min*****さん
S元試験官はよく分からない肩書の地上職で操縦職では無かったはずです。
若手の県職の操縦士は消防士からの選抜で選ばれた方であり機体墜落後はダンボールで紙レーターを作って練習しているという記事を見かけた覚えがあります。
S元試験官はよく分からない肩書の地上職で操縦職では無かったはずです。
若手の県職の操縦士は消防士からの選抜で選ばれた方であり機体墜落後はダンボールで紙レーターを作って練習しているという記事を見かけた覚えがあります。