レスター機 墜落事故原因に迫る、、、
衝撃的な事故で5名が亡くなるという、レスターFCオーナー機の墜落ですが殆ど事故の状況の情報が入らないようです。
このAW139は過去にイタリアで積雪地の霧による悪天候で墜落した例があるほかは、地上滑走中にテールブームが折れた例があります。
ただこのテールブームが折れたのはこのヘリが過去にテールローターを障害物に接触した際、不適切な修理をしたためと判明しています。
日本では海上保安庁が脚を出し忘れて着陸しようとして、胴体の下についているアンテナを損傷したことがあった程度です。
日本に導入された数では、海上保安庁24機ほか50機程度は運航されていますが事故らしい事故は起きていないようです。
世界中でもイタリアの事故以外は聞いた事がありませんので、安全性はかなり高いようです。
今回の事故はコップの中からまっすぐに上昇してくるような離陸方法です。
夜間ではありますが、サッカースタジアムですから照明設備は十分すぎるほどありますが、やはり夜間へリポート用ではないので、照明のほう航路離陸方向によってはパイロットが幻惑される可能性はあるかもしれません。
しかし、乗員乗客で5名ではエンジンパワーが十分すぎるほどあるので離陸方向はどうにでも変えられると思われますので照明に幻惑と言うことも防ぎえることになります。
墜落の状況はどうもテールコントロールを失って回されながらも、暗い無人の広い駐車場へ落ちていることから、ある程度はコントロールはしていたようです。
ただし墜落後の状況を見ると、あまりにも壊れ方が激しくて、火が出ていることから、水平は保てなくて大きく傾きながら、駐車場のコンクリートに激突したようです。
このような状況を考えると、テールローターのコントロールを失って激しく回転し、その回転を止める事が出来ないうちに、機体が大きく傾いた旋転で地面に激突したようです。
テールローターのコントロールを失う状況とすれば、テールローターを観客席の屋根に接触させたか、あるいはテールロータの操縦系統が何らかの故障を起こしたかのどちらかでしょう。
エンジンは2基装備していて、当時の重量では片発でも十分に垂直に上昇していけそうな感じですから、また同時に2基止まる事はほぼありえませんので、エンジン系統の故障ではなさそうです。
垂直離陸中にスタジアムの強烈な照明に幻惑されて、テールローターを観客席の屋根に接触させたというような状況がありえるストーリです。
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No title
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レジはG-VSKP AW169のようですね