C-2事故原因公表、、、、




 航空自衛隊 最新鋭の輸送機C-2が美保基地で滑走路へ入る時に、ブレーキとステアリングが効かずにオフランウエーしたトラブルの原因が公表されました。

 原因は速度などを計測する装置の起動を完了させてから動かさなかったので、コンピューターが誤作動したと言うことだそうです。

 緊急離陸訓練で急いでいたので良く確認しなかったそうで、手順書を見直すと言うことだそうですが、そのような見直しならこれから何回でも同じ事故が起こるでしょう。

 もちろん手順を間違えることも起こるでしょうし、その速度などを計測する装置が壊れることもありうることで、そのたびに滑走路から飛び出していたら機体が何機あっても足りないでしょう。

 このような事例を明らかな設計ミスと呼ぶべきで、パイロットのミスにするのは濡れ衣もいいところで、早くまともな装置にしなさいと言うべきでしょう。

 もちろん外部に対してこのような発表はしていても、実はコンピューターの改修はすることでしょうし、速度を計測する装置が壊れても曲がれない、ブレーキが利かないような仕組みは改良することでしょう。

 と思うのですがなぜこのような発表になるのか、なぜこのような危険な設計のまま飛ばすのか、ほとんど理解することが出来ません。

 車にたとえるとあるスイッチを入れないとハンドルとブレーキが利かないけれどアクセルを踏んだら動き出すようなものです。

 コンピューターが壊れたら曲がれない止まらない飛行機などとても怖くて乗れないはずですが、手順をしっかり守れとは死ねと言うことなのでしょうか(笑)。
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Secre

No title

ソフトウェアを含め、システムの不具合としてしまうと、飛行停止になったり周囲が騒ぐので...
どう見ても、バグという類と思いはしますが...
北海道では、戦車が横転して死者もでてしまいました。
ネットでは好き放題議論されていますが....あの演習場...の、規模、地形、きっと、多くの人には想像つかないでしょうね。
個人的には、道東にある広大な演習場よりすごいかと。
履帯に厳しいのは上富良野の演習場ですが...話脱線しました。
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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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