ドクターヘリ 残り3県、、、、





 3月に入って奈良県のドクターヘリが飛びだし、さらに昨日から新潟県の2号機目が運航をはじめたそうです。

 そして残された県は、石川、福井、鳥取とたしか3県のみではないでしょうか。

 15年ほどかかってほぼ全国にいきわたったと言う感じです。

 一般に費用対効果は防災ヘリよりも有効なように見えるのはやはり出動回数の多さでしょう。

 ヘリコプターの運航会社にとっては、自社のヘリを持ち込めると言う点で、防災ヘリは人員のみを送りんで、利ざやだけを稼ぐ関係上、経営的にはドクターヘリのほうが収益性が良いでしょう。

 さらにドクターヘリの場合、厚労省が元締めで補助金を出しているので、一時の防災へりのようなダンピング合戦はないのが、価格上の過当競争もなく、健全な経営が出来そうです。

 運航会社の選定では、導入当初、大手のみしか受注することが出来ませんでしたが、最近は弱小、後発、地元などの健闘が目立ちます。

 このような傾向がなぜ起こっているかと言うと、厚生労働省が元締めになっていることと、発注側の中心である医療関係者たちのネットワークで運航にかかわる情報や運航会社の情報がかなり正確に伝播しているのではないかと言うことが考えられます。

 つまり価格競争がなければ後は安全性と運航技術だけが競争となりますが、その点で大手と中小の差がほとんどないという評価がなされているのではないかと思います。

 このような評価が行き渡っている中で最大手がドクターヘリ最初の事故を起こしてしまいましたので、さらに大手の評価が下がってしまっていることでしょう。

 すでにほとんどの県へ行き渡っている状況の中、今後運航会社の評価や事故などによって、契約更新時に請け負う会社が変わり、勢力地図が塗り変わっていくことでしょう。

 実は総元締めの厚労省は、各運航会社の運航技術や安全維持制度、能力、パイロットや整備士などの需給関係などに対してほとんど興味や関心を示していないことが続いています。

 医療関係者は様々な学会や、同じ出身大学の仲間や先輩後輩などの情報網があり、ドクターヘリの運航状況や会社の評価などが共有化されて、いずれ会社選定などにも影響を与える勢力となったり、安全施策や運航要員の安全教育や訓練などについての要望など出て来る様になることでしょう。

 ドクターヘリが始まって15年、右も左もわからないで、黙々と飛んで任務を果たしてきた医療関係者がいずれ、運航会社を評価するところへと差し掛かって来ていることでしょう。

 つまり知らぬは厚労省、運航会社のみで運航要員や会社の評価はあらゆる場面で試されていると言えるでしょう。
 

 
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Secre

No title

bellさん
防災ヘリは一時ダンピング合戦が行われたとありますが、なぜその様な事が起きたんでしょうか?
意図的に競争させられる環境が作られたんでしょうか?

No title

揚げ足取りではありませんが
東京にもドクターヘリは無いと思います

No title

ドクターヘリにも許永中の関係者いるんじゃないの!

No title

大東京をすっかり忘れていました(笑)大変失礼しました> punpun0461さん
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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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