ヘリコプター10大ニュース、、、


 
 
 今日は大晦日ですので例年のとおりにドクターヘリを中心に民間運航のヘリなどのかかわる10大ニュースを取り上げてみます。
 
 その前にエアーアジアのA320は消息をたった付近の海域で残骸の一部とi遺体が複数発見され、残念ですが墜落が確認されたようです。
 
 どうやら悪天候で積乱雲に突っ込んで墜落したようですが、自分も同じように雨季にパレンバンの近くのジャングルで積乱雲を回避できなくなって九死に一生を得た経験を思い返していました。
 
 さて10大ニュースですが、ドクターヘリも導入から10年以上過ぎるとニュースとしてマスコミがあまり取り上げなくなってきて、10個羅列できるかわかりませんが順次書いてみます。
 
 1、ドクターヘリの年間出動回数が2万回を突破 1機平均480回にもなったそうで、これは当初の目論見を十分に上回る働きをしているといえそうです。
 
 2、ドクターヘリ防災ヘリに乗るパイロットの新人の養成が足りなくて、運航に困る所も出てきて今後の大きな課題になるとNHKが放送で取り上げました。
 
 3来年度の新規導入は奄美大島、函館、富山などいずれも大手ではない会社が受注。
 
 4、御嶽山で火山爆発、へり多数出動、、
 
 5、広島集中豪雨被害、ヘリ多数出動。、
 
 6、ドクターヘリの隣県との連携が増える。この理由は相互協力もありますが、厚労省が連携したら補助金を増額すると行った事が影響しているようです。
 
 7、福嶋ドクターヘリが原発から傷病者を搬送、この件は原則原発直近の離着陸を国土交通省が認めていなかったことと、ヘリや乗員の被爆の問題など震災以前は未解決の課題があったのですが、何らかの進展があったようです。
 
 8、AS139導入がすすむ、 ベル412が独占していた中型機の市場が139によって取って代わりそうな勢いです。
 
 9、長野防災 パイロットの自主養成に踏み切る。この問題は他府県の県警消防を含めて今後注目する必要がありそうです。
 
 10、県警防災などの運航現場で60歳を超えるパイロットが続出し、後継者の育成が進まない中、延長雇用が広がる。
 
 このようなニュースがあったようですが、社会の他の部門と同様にヘリのパイロットも高齢化する中、後進の育成が滞り、だんだんその弊害が顕著になりそうな傾向が見られるようです。
 
 これでこのブログの今年の更新はおしまいとします。
 
 多くの読者の皆さん、ご愛読ありがとうございます。 新年以降も駄文、駄説の更新は続けます。
 
 良いお年をお迎えください!!
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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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