台湾でATR72、台風通過後 墜落、、、
航空事故は続くと言うジンクスが的中してしまっています。
マレーシア航空機がウクライナで墜落したのは、どうやら親ロシア派にミサイルで撃墜されたので、事故とはいえないかもしれませんが、この台湾機の墜落に続き、アフリカでも100人以上乗った旅客機が消息を絶ったというニュースが入っています。
この台湾機の墜落炎上ニュースではパイロットOB氏が事故原因について推測を述べていましたが、私も素人評論家として推定原因に迫りたいと思います。
テレビの評論家氏は、台風の強風によるウインドシアー、パイロットミスによる着陸失敗などを取り上げていましたが、私の論を言う評論家はいないようです。
当、素人評論家の推定事故原因は視界が取れなくて、着陸復行して正常に上昇中、雲の中で雷撃が主翼の燃料タンクを直撃し、空中で燃料タンクが爆発し操縦不能で墜落と言うストーリーだと思います。
当時、報道によると、空港付近は強い雷雨に覆われていて、強い雨模様で風速は最大で15メートル程度であったようです。
雷雨の通過具合で視程は短時間に大きく変化し、進入中、運の悪い航空機は滑走路が見えず着陸復行となり次の順番待ちと成ります。
台風通過後の最大風速が15メートルならそれほど強いとはいえませんが、ただ台風付近の風はいわゆる硬い気流で、がぶられると言うことはありそうですが、着陸に危険というほどでもなさそうです。
台風通過後 台風の周りの強い積乱雲が通過するときの天候で、通過する積乱雲の強さによって激しい雷雨になったり雷が落ちたりの強弱が繰り返す天候で、運がよければ雨が弱まったときに離着陸できますが、運が悪いと滑走路が見えなくて、着陸復行することになります。
この事故機が飛んでいる時間帯に18便の他の航空機の離着陸があったと伝えていますので、それほど最悪な天候ではなかったようです。
要するにタイミングの問題で離着陸は十分可能ですが、たまたま他の航空機との優先順位や、そのときの雨の強さでうまく着陸できなくて、かなりあせっていた可能性はありますが、そのために視界不良の中、高度を下げすぎたと言うこともないではありませんが、その場合は墜落場所は正確に滑走路の延長線上付近となるでしょう。
報道によると、墜落場所は滑走路の延長線上ではなく、ちょうど真横に近い場所、距離は3キロ程度となっているようです。
目撃者と、生還した乗客の証言によると、墜落前にはすでに火が出ていたと言う重要な証言があります。
と言うことを総合すると、事故機は2回目の着陸進入でも滑走路が視認できずに、ゴーアラウンドし、雷雲の中を上昇中、主翼の燃料タンクに雷撃を受け、操縦不能になりながら墜落したと言うことではないでしょうか。
定期便OBパイロットが雷の直撃で墜落しましたとは口が裂けてもいえないのでしょうか。OBパイロットがそんなこと言ったら、一般乗客は安心して乗っていられませんものね。
いずれにしても航空事故連鎖はこのあたりで断ち切ってほしいものです。
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