JR尼崎事故から9年、、、


 
 

 
 

 
 
 昨日4月25日は100人以上の犠牲者が出たJR尼崎事故から、まる9年と言うことで新聞テレビが大きく取り上げていました。
 
 当時私はまだ現役のヘリパイロットでしたが、まだドクターヘリには乗っていなくて、当日から尼崎の現場上空を何回も飛んでいました。
 
 当時のことはこのブログでも取り上げた記事があり、その後5年ほどして、事故現場で救急医療の指揮を取っていた、現豊岡病院救急究明センター長の小林先生とドクターヘリで飛ぶことになるとは想像も着かないことでした。
 
 関西では阪神大震災、や信楽高原鉄道の正面衝突事故、そしてこの尼崎事故とを多数の死者が一度に出る大事故大災害が3回も起こっています。
 
 船の事故では今回の韓国の事故と同じ様な転覆事故が三重県の熊野沖であり、和歌山ドクターヘリで無残な事故の跡を眼下に見ながら長く飛んでいました。
 
 この海難事故といい、管理要因、人的要因の不手際でおきたJR尼崎事故と言い、韓国の今回の海難事故をさげすむことはとてもできなく、明日はわが身だと思い反省するべきであると思いながらニュースを見ています。
 
 そして昨日はローカル枠で豊岡病院のドクターヘリの大活躍を取り上げて、賞賛してニュース番組の放映がありました。
 
 その中で、豊岡は年間、約1400件 和歌山が400件弱 そして大阪と徳島は150件弱と表を示して解説し、豊岡のやっているキーワード方式の効果を取り上げていました。
 
 ところがテレビの取り上げ方はここで終わってしまっていて、1機当たり年間1,5億円から2億円で運行を発注されている事業が、出動回数で10倍の差があることをなんら問題意識を問うことなく終わってしまいました。
 
 同じような目的で公共事業として行われているドクターヘリが、同じような金額で発注されていて、その出動回数が10倍なら一回あたりの出動経費はやはり10倍で、豊岡が1回10数万で飛んでいるのに、大阪 徳島は百数十万円かかっていることになります。
 
 このようなことが果たして公的な税金を100%使用する事業として許されるのか、原因は何か、改善方法はないのか、何が理想なのか、金を出す厚労省、県当局はどのように考えているのか、テレビ局は気にならないのでしょうか?
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Secre

No title

もう9年にもなるのですね
この当時私はJR東がメインの顧客となる仕事をしており
その余波は強く いろいろ大変でした
当時のマスコミはなんか偏向しているイメージが強く ちょっと違うんじゃないかという思いがありました

これ以外に大きな事故で名古屋での飛行機事故 なぜかこれは記憶にありません

この事故についてbellさんは報道飛行などで参加されていましたか?

No title

名古屋の中華航空の事故当時 報道の仕事はしていなくて 八尾から先輩が名古屋へ時間外運用で飛びました。名古屋の報道機は事故で滑走路が閉鎖になり、航空局がヘリも飛行禁止とし地元は消防へりを含めて飛べないと言うばかげたことになり、八尾 伊丹 羽田の報道機が飛びました。事故現場の滑走路端から3キロも離れたヘリが飛べないなどと言うキチガイ沙汰の処置に消防を含めて皆で唖然としたものでした。

No title

航空局とは そもそもどんな組織なんでしょうか?

現場目線ではあまりよい話は聞きませんし・・

No title

航空行政のトップ 航空局長が全日空へ天下りして平取締り程度の地位でしたので航空局はその程度の組織だったようでした(笑)
プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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