スカイツリー開業から1周年、、、
早いもので東京スカイツリーの開業からはや1年も経過し、展望デッキに638万人もの方が上がったそうですから、その経済効果たるやすごいことになっているのでしょう。
その638万人の新しいもの好きな日本人の中に我が家4人も含まれています。
運よく関東へ行く機会があり、時間が取れて、意見が全員一致したので上ってきました。
ヘリコプター関係者として気になるのはやはりその高さで、日本の航空法のうちでも厳しい制限の最低安全高度の規定で、特別の許可を受けた場合のほかは、スカイツリーから半径600メートル以内を飛ぶ場合は、634メートルプラス300メートル つまり、934メートル以上を飛ばないと航空法違反となります。
東京の各テレビ局が時々というか頻繁にスカイツリーの様子を空撮したり、生放送していますが、全体の様子とともに必ずあるのが展望台の少し上からの角度から、窓から外を覗く、観光客の様子です。
場合によっては展望台とそう変わらない高度からの絵も多くあり、これらはすべて600メートル以上離れて取らないと航空法違反となります。
その距離から、今の最新のカメラの望遠を一番効かして撮ると、人の表情が何とかわかる程度にしか写りませんから、それ以上にはっきり写っている映像は、ほぼ航空法違反の低空飛行で取っているといっても間違いないでしょう。
ただそれが航空法には違反していますが、600メートル以内が100メートル以内に近づいたからといって、速度をいくらでも落として自由に飛べるヘリコプターが、危険だとはとても言えない部類の航空法違反です。
違反であるという条文があるから航空法違反であるというだけの話で、運航安全上の問題はほぼゼロという、法が何のためにあるのかということの、原点を省みるよい事例でしょう。
ということで報道各社はほぼ航空法違反の映像を堂々と毎回流しているようにも思えます。
あまりに高い構造物には天候不良でぶつかる小型機やヘリがこの先100年以上の間に出てこないとも限りませんが、自分が生きているうちにはないでしょう。
またスカイツリー自体はヘリや小型機がぶつかったくらいではびくともしないような頑丈なつくりになっているように見えました。
機会があればまた上ってみたいと思っています。
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No title
おはようございます。
私は開業当初に行きまして、中には入れないだろうと諦めて
ヘリからの遊覧にしました。
それで火がつき自宅から一番近い関西での訓練を申込みました(笑)
それまでは旅行でセスナの体験は何度か乗りましたが、やはりへりがいいなと・・・・
その時はパイロットの方がメインキーをカチャカチャ回すのがマグドロチェックとも知る由もなくただ不思議に思ってましたけど(笑)
フライトはゆうと勿論楽しかったですけど、航空法を遵守したフライトでスカイツリーの高さが今いち実感できませんでした(笑)
私は開業当初に行きまして、中には入れないだろうと諦めて
ヘリからの遊覧にしました。
それで火がつき自宅から一番近い関西での訓練を申込みました(笑)
それまでは旅行でセスナの体験は何度か乗りましたが、やはりへりがいいなと・・・・
その時はパイロットの方がメインキーをカチャカチャ回すのがマグドロチェックとも知る由もなくただ不思議に思ってましたけど(笑)
フライトはゆうと勿論楽しかったですけど、航空法を遵守したフライトでスカイツリーの高さが今いち実感できませんでした(笑)
No title
地上からシーリングがパッと見てすぐに分かるのは便利です。
上からもランドマークになるのではないでしょうか。
上からもランドマークになるのではないでしょうか。