消防士、大型免許自腹????

朝日時代 (90)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/5ab2482206949b1f3e686246bd597884609746ab

 消防署の職員が仕事で乗るはしご車などの運転に必要な大型免許の取得費用が自腹か、役所負担なのかがニュースになっています。

 地方自治体によって大型免許を取る費用が個人負担か、役所負担なのかが分かれているそうで、普通仕事で必要な免許は個人負担ではないのが常識だと思っていましたが、すべてがどうやらそうではなかったそうです。

 ドクターヘリなどを飛ばす民間のヘリ会社も高い費用が掛かるヘリの免許の取得にかかる、最初の基本的な費用は個人負担なので、パイロットの選抜がいびつになっているようです。

 民間ヘリを飛ばす基本的な免許、事業用操縦士(回転翼)の免許を取るには1000万円以上かかり、最低この免許を持っていないとヘリ会社は採用してくれませんので、この費用を出せる環境にいないと入り口を叩くことすらできないということで、優秀なまともな若者は門をたたかないでしょう。

 この最初の部分を選抜して航空大学校のような国家機関で大学並みの授業料で養成すれば、優秀な人材が集まるでしょう。

 自衛隊はすべて選抜で個人負担は全くなく要請してくれますから、スタートから優秀な人材が集まるのですが、それでも訓練途中で足切りをして、不適格者は排除する方法で、適格者を残すようにしています。

 それは基本的な資格でさえ高額な金がかかるのですがさらに経験が進んで、より大型の機種に移行訓練をするとなると億単位の費用が掛かるので、不適格者にこのような高額の投資はできないので、人選は相当慎重になるでしょう。

 民間ヘリ会社が基本の免許所持者に防災ヘリの412やAW139の資格を取らせるには3000万円かかるので、相当な人生をしたいところですが、入り口がザルなら良い人材が育たないうえ、怪しげな個人は某県のように資格取得直後の退職される裏切りに何度もあっているようです。

 消防士の大型免許の取得費用は50万円程度の少額ですが、それでも県などによって公費と個人負担に分かれているは雇用側と個人の信頼関係にも大きく影響する不合理な制度であると思います。

 いずれにしても、個人の能力の的確な見極めと、信頼関係がないと高額の費用をかけて養成訓練することは難しく、業務がどの程度のレベルでなせるかが決まってしまうので、20億円のヘリはただの遊覧飛行しかできないことになります。

 今日の記事 よければ 「拍手」 クリックよろしくお願いします。

 
スポンサーサイト



プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
その他
6位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
6位
サブジャンルランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR