良いものは残る、長く残ったものは良いもの、、、



 ロシア製のカモフというヘリがあって、今でも重量物の物資輸送で飛んでいるようですが、大昔KA26というピストンエンジンの双発で2重反転のヘリで珍しいものがありました。

 確か800キロくらい積めるということで、ソ連にごまんとあって、価格はあってないようなもので、農薬散布機として使えないかということで導入しましたが、ろくに飛ばないうちに墜落していつの間にかなくなっていました。

 ヘリコプターはいろいろな形式があって、それぞれ特徴があり、欠点があって、良いものは長く飛んでいるようですが何か致命的な欠点があるとか性能的に無理があるようなものはいずれは消えていくようです。

 オスプレイは多分消えていくと予想しますが、あれほど欠陥機と言われ続けたベル412は50年もたっても新たに導入する国があるようですから、原理的にはそれほど致命的な欠陥はなかったのでしょう。

 テールローターがないMD900はほぼ消えかけていますが、当初言われたような素晴らしい新規技術のものなら世界のヘリはすべてノーターになっているはずですが、ついに後継機は出ないようですから眉唾であったということでしょう。

 同じようにテールローターをファン方式に変えたヨーロッパの技術はすでに特許が切れて、自由に使えるようになり、日本の川崎と三菱は導入しましたが、全く売れないで終わっています。

 過度な保護や何らかの偏向がある思想に元ずく科学技術への干渉は良い結果を生まないことは歴史が証明していますので、いずれ結果が出るのですが、魔女がりで殺しあう悪魔の人間はいつの時代でも多くいるので油断はできません。

 ファン方式は一枚一枚の羽が小さいので、空力的に効率が悪く、馬力を食う割にパワーが出ないので、大型機にはついに採用されることはないようです。

 社会主義者の主張する地球温暖化に対応する、電気自動車と空飛ぶ車は科学技術的に効率が悪く、エネルギーの無駄使いでCO2の削減にならず、100年間は実用化することなく消えていくことになりそうですが、空飛ぶものは犠牲者が出る可能性があるので規制当局は節度を守るべきでしょう。

 共産主義の下では小麦は良く育つと言うようなことをいまだに言う人は絶えないようです。

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bell214b1989

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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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