阪急バス 4路線廃止 運転手不足、、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/352a7d371e6222586e4b3f8773daac4a88d163aa
阪急バスが4路線の運航を止めるというニュースがあり、理由は運転手不足だそうです。
トラック運送業界もタクシー業界も近い将来、致命的な運転手不足が起きるらしく、いよいよ開発途上国からの技能実習生をを雇うしか手がなさそうです。
この状態は30年以上にわたる政治経済運営に失敗し、経済発展が止まり、国民全体が貧乏になり、底辺の職種から順番に給与カットが続いて、気が付けば生きていけないような安月給となっていて、もともと人気職種であった業種にもなり手がいなくなったということのようです。
なにしろ、大阪市長の橋元が大阪市交通局のバスの運転手を名指しして、「運転手ごときが800万も取りやがって!!」 と公式に発言したことをだれも非難しなかった世の中ですから、本人のアホさ加減も大したものですがその発言が避難できない世論もだめだったということになります。
電車の運転手もバスの運転手も、ヘリの運転手も男の子な憧れの職業ですが、生きていけない給料なら、金持ちのボンボンしか続けることはできないでしょう。
ヘリのパイロットの世界も全く同じようなことが起きていて、2000万円も自腹を切って免許を取るなら、小綺麗で高給が見込める定期便のパイロットになるのが当たり前で、操縦がむつかしくて、危険で、将来性が見えない、半分以下の給料しか見込めない、民間のヘリのパイロットになるなどと言うのはよほどの落ちこぼれか、変り者でしょう。
インドネシアはヘリパイロットと定期便のパイロットの給料はほぼ同じらしいようですし、アメリカでも重要なヘリのパイロットはそれに近い給料をもらっているようです。
日本でもバブルころには定期便の副操縦士程度の給料まで上がりましたが、経済減速に入った当時、大手をトヨタが買収し、派遣されてきた雇われ社長がパイロットを名指しで、「お前らなぜそんな高い給料路取っているんだ!!」と言ったとか、その後は給料は急降下、その後何が起きたかと言うと、主要な仕事がどんどん他社に奪われ、新規のドクターヘリは取れず衰退しているようです。
他社でドクターヘリの乗り出したら一挙に給料は半分に下がりましたが、60歳だし、まあいいかと、楽な仕事で余生を送らしてもらいました。
社会全体が減速し、日本だけがこのような状況にある中、大手企業は史上最高の利益を出し、国家は最大の税収を得ながら、国民がどんどん貧乏になり、主要な職業でまともな生活ができない、いびつな社会はどこまで落ちてゆくのでしょうか、、、、
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