大山で航空事故???

広島時代の写真 4×3 (62)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/53b4c300198eadfde11320b8a233db8c3899fd3d

 中国地方の最高峰、大山の山頂付近の遊歩道工事の資材を空輸していたヘリがつり荷を下ろそうとしていたとき、作業員がつり荷と木道に挟まれて骨折する重傷を負い、航空事故として調査するそうです。

 2トンも3トンもの重い資材を運ぶとき、はさんだら痛いで済まないですから気を付けてくださいといつも冗談めかして注意していましたが、幸い長く飛んでいた間に人の足をはさむ事故は経験しませんでした。

 この手の事故の状況は手に取るようにわかるのですが、これは航空事故ではなく、建設現場のただの労災事故なのですが、航空事故調査委員会が航空事故として調査する意味は全くないでしょうし、再発は防げないでしょう。

 この状況になった場合、サービス精神を出して、作業員が忍者のごとくひらりと2トンの荷物を交わしてくれるなどと期待して、ヘリを地上作業員の指示通りにヘリを動かさないことに尽きます。

 どのような状況かと言うと、地上の作業員は重い荷物を20センチでも離れた場所に置かれると、あとで運搬するのがしんどいのでできるだけ、木道に接するほど近くにおいてほしいのに、荷物は1メートルほど手前で空中停止してしまい、作業員は木道と荷物の間で荷物に手をかけてもっと前、もっと前と引っ張っています。

 後ろに木道があるのはパイロットは見えますから、言うとおりに前へ移動すればいとも簡単に人が挟まれます。

 このような場合は地上作業員は木道と荷物の間で引っ張るのではなく、反対側に回って押す動作をすれば絶対に挟まれることはありえないのですが、夢中になった作業員はヘリがクレーンと同じだと思うのでしょうか。

 そこで最初に言った言葉ですが、あなたが荷物とかべの間で一生懸命引っ張る気持ちはわかるけど、2トンの荷物に挟まれたら痛いでは済まないよ、、、と言うことになります。

 ヘリで吊り下げた荷物を静止状態から50センチ前に移動する操作はどのようにするのでしょうか。

  静止状態のヘリを25センチ前に移動させてやり、そこで止まっていると、吊り下げた荷物は振り子の原理で、ヘリの真下を行き過ぎて最初の位置から50センチ前まで振れて止まり、元に戻ろうとする瞬間に、ヘリをさらに25センチ前に移動させて止めると、荷物とヘリは最初の一から50センチ前で止まります。

 普通は風があったりヘリの精密な操作には限界があるので、そのような場所で人がうろうろしていたら、いつ殺してもおかしくはないということになります。

 はさまれたら痛いでは済まないですよ、、、、、

 そのような場所へは行くなと言うことになりますが、  これが航空事故でしょうか、、、、、

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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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