沖縄メッシュサポート10月1日より運航再開、、、

p結縄

 https://news.yahoo.co.jp/articles/1ba64669a761f458b8ce247a4a9c96e48413dbc7

 昨年3月 訓練中の事故のため運航を休止していた沖縄のNPO法人メッシュサポートによる航空医療搬送はこの度日本財団より1億6600万円の援助で機体購入したので、10月1日より運航を再開するというニュースが入っています。

 航空機による急患輸送は北海道では国の資金でドクタージェットが運航していますが、沖縄ではNPO法人のメッシュサポートが一般からの寄付金で小型機を運航していましたが、事故のため休止していました。

 全く運航体制は違いますが、新潟県が出資するトキエアーは新潟札幌間を定期便運航を目指して、準備してきましたが目標とする運航開始日を何回も延期し、半年以上延期、いまだに運航開始日が決まらないようです。

 メッシュは自家用運航だそうですが、朱鷺エアーは定期便運航でそれぞれ運航の形態が違っていて、運航前の検査や運航規則類の整備、パイロット整備士の訓練など細かく規制され検査を受け、合格しないと飛べないトキエアーとほとんど何の検査もないメッシュの運航では大きな違いがありそうです。

 どちらの1長1短ありますが、安全確実に運航して、搭乗する人の安全と、確実な運航と言う面から様々な規制がある中、片やいつまでたっても飛べないで苦しんでいる会社と、機体を買う金をポンと財団から出してもらってすぐに飛ぶというNPOではあまりの差に愕然とします。

 これは一重に規制をかける航空行政の姿勢の問題で、乗客が金を支払うか支払わないかの違いだけで、乗る客はいずれも不特定の第三者であるのは間違いなく、どちらも万全の体制のもと安全に運んでほしいことには変わりはなさそうです。

 メッシュを運送事業形態の運航に規制すればよさそうなもので、ドクターヘリはまさにその体制なのですが、そのようにすれば経費が余分にかかり、善意の関係者だけで運航できなくなるのですが、ような金の問題となります。

 トキエアーは金の問題は解決できているようですが、運送事業と言う大きな壁を前に苦しんでいてより高い安全運航体制を求められていると言え、いずれ安全な運航体制が保証されることになるでしょう。

 メッシュは自家用運航なので、搬送に当たって患者さんの同意は間違いなく得ること程度の配慮は必要でしょう。

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bell214b1989

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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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