A320neo搭載エンジン不具合で数百機運航停止か、、、、

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-12/S0UJXFT0AFB401
ヨーロッパエアバス社の最新鋭機 A320 neo に搭載しているプラット&ホイットニーの最新のギアドターボファンの製造過程での不具合が発覚し、数百機が運航停止になるとのニュースが出ました。
航空機エンジンの製造は国際的な分業になっていて、今回の件では日本のIHI,川崎三菱も影響を受け、多くの関係するメーカーは莫大な損失を受けるようで、運航会社もろとも大損害が出るようです。
プラット&ホイットニの親会社の米RTX社は株価も大暴落し、売り上げも大幅ダウンするそうですから世界的な大ニュースになっているようですが日本でも取り上げはまだ小さいようで、詳細がよくわかりません。
いずれにしても部品の製造過程に問題があったようで、正常な部品を作ってすべての対象エンジンに換装するまで飛べないようですから、日本の航空会社も減便することになりそうです。
アップした写真はプラットのエンジンが装備されているEC135のエンジンカウリングについているプラット社のマークで、135以外にも防災ヘリに多数使用されているベル412のもPT6シリーズのエンジンが搭載されています。
ただ不具合があったのが最新式のギアドターボファンで小型旅客機のA320に装備されて、低燃費を誇る最新式のエンジンなので、ヘリには影響は出ないようです。
このようなニュースに接して何を思うかと言うと、科学技術にごまかしは聞かないということで、ヨーロッパ米中であれほど鳴り物入りで普及しだした電気自動車が結局は技術のごまかしがばれて、一挙に売れなくなって中国では新車の多くが廃棄されているそうです。
今回のエンジンの製造トラブルによる墜落事故は起きていないようですから、寸前で運航停止をして、改善に当たるということは非常に良い対応であるとは思いますが、損失は大きいようです。
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