松本空港 小型ジェットパンクで一日閉鎖、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/8074c12b7dc45f284d1457c5eefa2f713172947b
12日のお昼過ぎ、長野県の松本空港で離陸しようとした自家用の小型ジェット機がパンクして動けなくなり、終日空港が閉鎖されたそうです。
空港としては大変迷惑な話ですが、空港内での航空機の事故に対する対応策が十分でなかったようで、5トン程度の航空機を全く動かせないとなると、空港内での事故の場合はかなり心配でしょう。
故障か手順ミスで離陸滑走中にブレーキのロックがかかってしまったようで、その後ブレーキの解除ができなくて動けなかったようですから、ブレーキ解除ができる整備士もいなく、パンクしたタイヤの下に入れる台車のようなものもなく、下手をすると牽引車もトーバーももちろんなかったのでしょう。
その後のニュースでは日没後にトーバーをつけて移動の準備している動画があったので、名古屋空港からでも借りてきたのでしょうか、それとも八尾空港から高速道路で運んできたのでしょうか。
このようなことが多発すると小型機を規制しようとすることが起きる可能性もあり、空港管理者としては小型機は邪魔者という意識が強く定着しそうです。
もう一つ心配なことは岡山空港で強風の中でNHK の取材ヘリが着地時に落ちた事故がありましたが、あれはヘリが固定翼機の規制を守って馬鹿正直に滑走路に着陸して、パーキング場所へ移動するという、強風の背風や横風を受けるバカげた飛び方の弊害です。
限度近い強風ならパーキング場所へ正対風で直接着陸し、離陸もその場所から正対風のままで行くのが安全確実なのですが、滑走路のある飛行場ではヘリも飛行機と同じように飛ばないと許るされない悪しき規則があるようです。
今回の事件でこれをあてはめられると、どこからでも離着陸できるヘリが、滑走路がある飛行場で今回のような事故があると飛べないことになります。
長野県ドクターヘリや防災ヘリ、警察ヘリが離着陸を禁止されたのではないかと心配するのですが、管理者の理解があって離着陸を許可されたとしても、規則に反する運航であるということには変わりません。
つまりヘリに対する無理解にとどまらない、いじめの世界だと思うのですがいかがでしょうか。
名古屋空港で中華航空機が空港内の敷地に墜落して100名上の方が死亡した事故で火災が起きたときに、空港内の名古屋消防のヘリや取材ヘリが滑走路閉鎖しているとの空港管理者の馬鹿発言で飛べなくて、羽田や八尾伊丹から取材ヘリが飛び、消防ヘリは何時間も飛べなかったというアホ丸出しの事件が実際に起きています。
今回ヘリは飛んだのでしょうか、、、飛んだとしたら規則はどのように改正されていたのでしょうか、それとも日本国民が大好きな超法規処置だったのでしょうか。
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