事故原因と航空安全、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/54cdcb59498bbf4531008eacb67c04155415859b
H3ロケットは残念なことに失敗になり、今後の開発計画が1年以上遅れ、世界市場での衛星打ち上げ事業での苦戦が予想され、MRJと同じような展開になってこないか大いに心配されるようです。
トラブルとか事故というものには必ず原因があって結果があるのですが、原因がわかっていればトラブルや事故は起きないということになります。
もちろん運もありますが、原因がわからないなら、トラブル、事故は何回でも起きるので、原因となるものは一つ一つつぶしていくしかありません。
写真の軽トラの事故はおばあちゃんが運転中、猫が飛び出して、それを避けようとして電柱に激突したものですが、猫が飛び出したことは運が悪いと悔やんでも、自分が大けがをしたり、死んでしまえばどうしようもありません。 この場合は心臓破裂で奇跡的に助かったのですが、、
猫が飛び出しても避けようとすることは絶対にしないで、ひき殺してもよいと固く心に決めていることがこのような事故を防ぐただ一つの方法で、猫に飛び出さないようにと教えることはあり得ないでしょう。
今回のロケットの打ち上げで、1週間前に同じようにブースターに点火できなかったのに、今度は2段目に点火できないなどあり得ない失敗で、普通なら再打ち上げの準備中に2段目は大丈夫かくらいのことは素人でも心配しそうなことでしょう。
岡山のNHK ヘリの着陸時の墜落事故でも、EC135が限度近い強風時にホバリングターン中にはどのようなことが起こりやすいかを知っていて、つまり事故の原因を知っていれば、ほぼ事故は防ぐことができた可能性が高くなります。
ヘリのパイロットは旅客機のパイロットのように十分に整備された空港へ、関係者や、機材設備など、ありとあらゆる支援を受けながら飛ぶ環境にはなく、いつ事故が待ち受けているかわからない、あらゆる条件のところへ飛んでいきますので、事故の要因となる多くのことに対する知識を深め、事故例を勉強する必要があります。
今回の打ち上げの失敗で、担当する多くの技術者の人たちは、2段目点火失敗の直後には想定される原因がわかっていたはずだと思いたいのですが、本当に発表通りなら今後の開発はかなり難航しそうです。
再度でしつこいようですが、一回目の打ち上げ失敗でブースタ点火に失敗したのなら、より慎重に2段目は大丈夫かと点検準備すると思うのですが、、、、それでも失敗なら仕方がないのですが、同じ失敗なら別の原因であってほしかったと思うのは 私だけでしょうか。
今日の記事 良ければ 「拍手」 クリックよろしくお願いします。
スポンサーサイト