フライトナースの話、、、

https://www.nhk.or.jp/maiagare/
自分はNHKの朝ドラを見ていないので知らなかったのですが、ヒロインの友達の女性がドクターヘリのフライトナースを目指すという展開になってきたとネットで知りました。
このブログではフライトナースさんのことはほとんど取り上げていないので、ドクターヘリに興味を持ってみてくれるフライトナース志望の方には随分と期待外れかもしれません。
特に意識して、フライトナースさんお話題を避けていたわけではないのですが、今日、はたとそれに気が付きましたので、少し取り上げてみます。
我が家でもそうなのですが女性は強い ということは確かです。
ドクターヘリには私、パイロットと横には整備士、そして私の真後ろは看護師さんが横向きに、患者さんの顔を横から覗く位置に座ります。
そして整備士の真後ろには後ろ向きにドクターが患者さんを頭から観察できるように座ります。
ヘリは前向きに座るのが一番乗り物酔いになりにくいのですが、うしろ向きや横向きに座って、患者さんを観察しているとどうしても下向きの姿勢が続き、大変酔いやすいのにフライトナースさんが酔ったことは一度もなかったように思います。
ドクターは結構、酔う方もいて、確か吐いた人もいますが、女性のほうが強いのでしょうか、、、、
激しい外傷や血みどろ、などなど激しい現場でも、ドクターの指示を待つよりいち早く、処置にかかる方も多く、ほとんどの方がてきぱきと動く姿には感心しました。
パイロット整備士が山に駆け上がったり、薬品、機材が入った大きなリックを背負って走ることはほとんどありませんが、ヘリと患者が離れていたㇼ、防災ヘリに乗り換えたり、吊り下げで降下したりとドクターとナースは救助隊員顔負けの場合もあったようです。
ということで男女関係ない体力や度胸がいるので、やはり男性のフライトナースは3割ぐらい、7割ぐらいが女性だったようです。
相当な処置をドクターとただ一人の看護師としてやるため、最低経験年数が5年とか、決められていたようですがそれでも、20代半ばぐらいの若い方も多くいましたし、チーフはほぼ40代前くらいの、師長さん一歩手前くらいの主任さんが勤めていたようです。
パイロットさん、父と同じ年齢ですと言われたことも数回ありました。
自分の娘もあのくらいできるような人間になってくれていたらと、何回も思ったのですが人はそれぞれなので仕方ないか、、、、、
ドクターヘリの主役はパイロットでもドクターでもなくやっぱフライトナースですね。
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