研修医 いじめ、、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c834c52e46a130809414956cdc74294666d6ae6
愛知県で転院搬送に付き添った研修医が帰りに駅まで送ってもらったことが不適切だといじめにあっています。
転院搬送は普通救急車は管轄区域外へ出ますので、自分の区域内へ帰りつくまでは次の救急搬送の出動がかかることはほとんどなく、合理的な時間でできるだけ早く変えることが求められますが、メディアが言うように寄り道していて、次の出動要請があったらどうするのだというようなことはほぼありえないでしょう。
研修医が勤務時間を終えて帰ろうとしているときに、転院搬送に付き添う事案が入って、重症でもないので、指導医が適当に勤務時間が終わる研修医に命じて勤務後の私的な予定があるに、名古屋の繁華街方向だから乗って行けと命じた様子が想像できます。
その時に消防に帰りはどこまで送ってもらうとかはっきり言うか、タクシーにしろと言うべきで、自分が行かないから適当に指示したのでしょう。
消防も研修医でなく、教授や准教授が担当して乗って聞くならそのような態度はとらなかったが容易に想像できます。
ドクターヘリや救急搬送の自衛隊機や防災ヘリでも同じようなことが起きていて、フライトドクターが他病院への搬送後の手術まで行って、血痕のついた白衣のままとっきゅで2時間もかかって帰ってこられたこともありました。
自衛隊の輸送機の場合はさらに悲惨で白衣で一日がかりで帰るようなことがあったり、不具合が結構あり、消防防災などでは空で飛んで帰るような場合はできるだけ医療関係者の要望に応じるようにと言う方針にしているようなこともあるようです。
もう一つの視点は比較的軽症者の区域外への転院搬送に救急任務の救急車をはるか遠隔地まで走らせることに消防当局が嫌がる傾向があり、民間救急車の充実が必要とされるところで、今回のようなつまらないトラブルで、大上段に救急車をタクシー代わりに使うなと大見えを切るところです。
今回の事例ははっきりとした指示をしなかった指導医と研修医を舐めているような態度の消防の両方に原因があり、そのはざまで研修医がいじめにあったような様子です。
研修医も見習いパイロットも人権がないのが日本の徒弟制度の悪弊でそれを耐えないと一人前と認められないのが日本の制度のようです。
しかも研修医でも女性だったことが影響していなければよいのですが、、、、、
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