冬将軍 到来、、、

12月半ばに本格的な冬将軍が到来し、全国の雪国は一斉に本格的に雪化粧したようです。
ここ、奈良地方でも朝の最低気温は0度前後まで下がり、昼間でも10度を超えることはなく、結構強い季節風が吹いていました。
自分自身は暑がりの寒がりというぜいたくな性格なのですが、夏の暑いのは何とか我慢できても吹きさらしの氷点下の雪の中は一番苦手で、冬の運行には随分と泣かされたものです。
現役で防災ヘリやドクターヘリを飛ばすクルーの皆さんはよく耐えて頑張っていただいて、感謝しかありません。
ヘリコプターを寒冷地や積雪地で飛ばす場合には、寒冷地、積雪地特有の危険があって、それが原因でよく事故が起きたのですが、今は毎日のように飛ぶドクターヘリと山岳救助が多い防災ヘリにそのリスクが一番多いようです。
自衛隊のレスキュー隊では寒冷地特有のリスクに対する訓練を必ずシラバスを決めてあって、一通りやるようですが、日本の民間ヘリ会社でパイロットに対して同じような訓練を十分にやっているような会社はごくわずかでしょう。
私は幸運にも、日本で有数の豪雪地帯で有名な奥只見と御母衣で、電力会社のダムや送電線の管理する仕事に就く前に、一通りの雪中訓練で飛ぶ機会に恵まれましたので、引退まで無事に終えることができました。
ただしその数年前には豪雪の福井県小浜市で、夕方着陸時にホワイトアウトになって横転寸前に横に電柱が見えて助かったことがありました。
一年で雪の中を飛ばなかったのはインドネシアへ出向した一年間だけであったように思います。
25歳くらいから10年ほどは子供を連れて毎年スキー旅行に行っていましたので、若いころは寒さにもある程度は耐えていたのかもしれませんが、年を取ると暑さ寒さも我慢できなくなるようです。
これから2月の末まで、どの程度の寒さの冬になるのかわかりませんが、できれば温暖化で穏やかな冬であってほしいのですが、どうも地球温暖化はガセネタらしいので、家にこもることにします。
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