米国でF35大事故 パイロット脱出、、、、



 https://www.youtube.com/shorts/UdSVMgay0MI

 アメリカのテキサスで起きたF35の事故は衝撃的な動画が公開されています。

 アメリカという国は本当に自由な国で最新鋭の機密事故が多い戦闘機の事故の衝撃的な映像でも公開を止めることができないのか、しないのか、自由な国家です。

 結果的にパイロットが脱出に成功して生還して、機体も転覆、炎上することもなく大惨事は免れたようで、事故の原因はすぐにわかり対策が打たれることでしょう。

 戦闘機の射出座席はF104かF4の時代から、ゼロゼロとなっていて、高度ゼロ速度ゼロの状態からの射出が可能となりましたが、初めのころには、地上でも速度が100ノット以上とかの制限があり、また航空機の姿勢や降下率などで、生還できない可能性がありました。

 日本では三菱のテストパイロットが最終テストを行い、自衛隊のパイロットが領収テストフライトをすることが普通ですが、アメリカでは政府パイロットが飛んでいたと伝えていますので、軍のパイロットが領収テストをしないようです。

 事故原因ですが、ホバリングから通常の降下率で接地に至る寸前に、やや降下率が早くなったように見えましたので異常を感じたパイロットが前方へ移動しながら接地したようです。前に移動しながら接地すると少しでも衝撃が少なくなるからです。

 接地直後に機体の前方のファンの効果がゼロになって、後方のファンがそのままのパワーでアンバランスになり、いきなり前にもんどりうったため、ノーズギアーが折れたようです。

 そのまま後ろのファンがハイパワーのままで、機体が傾いたため横方向の推力で、錐もみ状態となったようです。

 最初の設置寸前には後方の排気口付近から煙らしきものが出ていますので、その時点で何らかの異常が起きていたようですが、接地と同時にパワーを絞ったら、前のファンはアイドルになったものの、後ろはハイパワーのまま減速しなかったか、さらに加速したようで、パイロットは制御できなくなったと判断し、機体が水平状態になった時に脱出したようです。

 絶妙のタイミングでも脱出でこう判断が命を救ったようです。

 結果的に機体が転覆しなかったのですが、転覆していたら炎上して命はなかったことでしょう。

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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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