また死亡事故 欠陥自動車道、、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/315a2fd202548d868244665c0f09f8c54d077ef8
少し古いニュースですが、6日の朝10時ころ、京都から奈良を通って和歌山に続く自動車専用道路でダンプと乗用車が正面衝突する事故があり、1名が重体と報道されていたのですが、その後、乗用車の2名が亡くなったと続報がありました。
私たち家族はこの道路を使って和歌山の道の駅へ野菜や果物をよく買いに行く道で、事故ったら死ぬという欠陥道路なので普段からよく気を付けて走っていました。
このような自動車道は各地に結構あり、和歌山から白浜への阪和道も和歌山から以南はこのようなフル規格の高速道路でない、片道1車線の超危険な欠陥道路で、和歌山ドクターヘリで対応したときの写真が今日の写真です。
日本の高速道路を計画したときにはバブルで金がいくらでもあって、フル規格で計画したものを不景気で金がなくなり、一時的に片側1車線でとりあえず開通し、いずれ通行量や資金繰りを見てフル規格に広げようというずさんな計画で作られたもののようです。
ということで安全性は一切考慮されず、センターラインは高さ10センチ程度のブロックにゴム製の50センチくらいのポールが2メートル間隔程度で立っているだけで、居眠り運転やハンドル操作のミスで簡単に反対車線に飛び込むような構造になっています。
このようなずさんな設計をだれが許可したのか知りませんが、センターラインを越えたら、双方が速度を守っていても、一挙に相対速度150キロ、下手をすると相対速度200キロの正面衝突、激突となり、実績からほぼ半分は死ぬことになります。
当初は比較的速やかにフル規格に拡幅する予定で、簡単な中央分離帯とし、いずれは普通の高速道路並みの中央分離帯とするつもりだったのでしょうけれども、この手抜き工事のために全国で同じような死者が何人出ているかを反省する兆しはないようです。
私が和歌山で勤務していた間にも10人近くはなくなったのではないかと思いますが、こにょうな欠陥道路で亡くなる犠牲者は、まともな設計を怠った国土交通省の道路設計に原因があり、訴訟をするべきでしょう。
居眠りや脇見でも簡単に対向車線に飛び出さない様な設計は、繰り返される事故を見れば絶対に必要な処置でしょう。
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