鳥取で豪雪、4メートル超え、、

電発御母衣 (22)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/cee32749ccdd023f531f5e1a5d6783583e8214ce

 鳥取県で予想外の豪雪になって若狭という比較的海岸に近い地方で4メートルを超える積雪になっていて、地球温暖化の折としては珍しいことになっています。

 若狭の奥の智頭というとこが分水嶺の県境ですので、これは冬型気圧でも里雪型と山雪型の分かれ目でしょう。

 日本列島に冬の季節風が当たると分水嶺に近いところで多くの雪が降り、先人はこの有り余る雪を何とか金に換えることが出来ないかと、ダムを作って雪解けの水を使ってうまくいくと6月くらいまで発電をつずけることが出来るので、近い条件が合えば巨大なダムを建設しました。

  雪が降らない南の地方では、一回の台風通過でダムは満杯になる場合が多く、台風接近度空っぽまで発電して、一挙に満杯になると大儲けですが、降水予報と事前に抜く判断を誤って満水を超えそうになって緊急放流しておおきなひがいをだした例もありますから難しいものです。

 このようなダムの利用は最高の自然エネルギーですが、実は建設当初の貯水量は50年100年で土砂が堆積して半減し、発で量が落ちているようですから、自然エネルギーとは厄介なものです。

 太陽光、風力、地熱などの発電もそれぞれ多くの問題抱えていて、とても日本需要を満たすほど発電できないようです。

 日本はここ30年間 経済発展していないので、当然消費電力の伸びていないはずで、今後経済発展目指す場合の電力事情はどう改革するか大変むつかしい時代になっているようです。

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愛知県防災ヘリ、名古屋消防へ移管、、、、

愛知防災

 https://twitter.com/N682G/status/1496877536240074752

 なごやんサンのツイッターによると愛知県防災ヘリ、若鯱が名古屋消防に移管され県独自の防災ヘリ組織としてはなくなるようです。

 この方式は大阪市消防局が府の防災ヘリも運航しているようですし、京都府も同じようになっているようです。

 愛知県と名古屋市が隣同士というか、同じ地域で、政令指定都市が持てる消防ヘリと、県が運航できる防災ヘリをそれぞれ別の組織で違うヘリを飛ばす意味があるのかということ自体かなり疑問でしょう。

 そもそも大都市の消防組織がヘリを持つ意味ははしご車が届かないビルの火災で屋上へ避難した人々を見殺しにしないという意気込みだと思うのですが、ほぼそのような事態が発生して救助した例はなく、高知防災ヘリがビル火災で屋上から救助した例があるようです、

 防災ヘリ、消防ヘリはいわゆる箱もの行政の典型的な例で、消防の場合は政令指定都市の人口などの規模に応じて、ヘリの大きさと機数まで決まり、ちょっとした政令指定都市なら2機も持てるということで、さらに防災ヘリを統合すれば3機にもなるという事態です。

 東京、横浜、川崎はごく近い地域に隣接していて、そんな狭いところにある3か所の消防局にそれぞれのヘリなど必要かと考えたらだれにでもわかりそうなものです。

 さらに県別に防災ヘリを導入することが決まって、それぞれ理由つけと財布が別になっていて、金が天から降ってくるためほとんど100%近い導入率となっているようです。

 愛知県の防災ヘリが名古屋消防へ統合されることらしいのですが、、普通は上部団体へ吸収されるところですが、ヘリを2機持っている方が強かったようで、少し変則的になっているように思います。

 3機のヘリを愛知県内の消防防災目的に使用するなら、2機が中型、1機は小型にしてパイロット整備の技術的昇進に合わせる機種が欲しいところですが、中型3機で運航を優先するなら同じ機種に合わせるべきで、ベル412は売った方がよいでしょう。

 今回の動きは行政改革で無駄をなくして経費を削減し、より多くの要員を抱えて効率的に運航するという目的にかなうものですが、それにして、同じ総務省内で同じ地域に同じようなヘリを買って別々の組織に運航させるとはあまりに情けない行政ですが、改革しないよりはましということでしょうか。

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ウクライナ戦争 ヘリ作戦、、、

無題

 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6419383

 ロシアもウクライナも戦争慣れしていて、引け際を知っているというか、実力把握していて、日本のように、国家国民が滅亡寸前まで、とことんまで戦わないようです。

 写真はたぶんキエフの空港を奪取に向かう空挺隊員が乗っているのだと思いますが、さすがにヘリコプターの先進国ロシアです。

 主要な空港か拠点を確保するための決死隊だと思いますが、見事に50メーター以下の極低空を編隊飛行しているのは、可搬型携帯型のミサイルにやられないように、このような低空で飛ぶと照準を合わせる前に遠くへ行ってしまいます。

 上空では戦闘機がヘリがやられないように護衛していることでしょう。

 アメリカのヘリ大手マーカーのシコルスキーはロシア人の技術者でアメリカ人となって優秀なヘリを多数開発して、今のアメリカヘリメーカーではベル社をしのぐ大メーカですし、ロシアに残ったミルはロシアのヘリを開発し、100トン以上の大型ヘリを開発したり、超ベストセラーのミル8など多数のヘリを世に出しています。

 朝日航洋が導入したミル8は昨日写真を載せましたが、乗用車がキャビン内に入るほどの大きさで、オウム真理教がその大きさに目をつけて同型の軍用型を買い、サリンを乗せた乗用車をそのままヘリに載せて東京都内で撒こうとした疑いがありました。

 ミル8のつくりはまるでトラックか戦車のようにに武骨で、上部層でしたが、あまり信頼性はなく、さすがロシア製 真冬はめっぽう強かったようですが、真夏は半分の重量も積めないほど情けない状態でした。

 さてウクライナ情勢は和平交渉の糸口が出てきましたので、うまく交渉を進めて犠牲者が少ないように願いたいものです。

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ウクライナで戦争勃発、、、

無題

 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6419257

 ついにウクライナへロシア軍が侵攻し、空港が爆撃を受けたり、14人乗りの航空機が撃墜されて野ではないかと、緊迫したニュースが入っています。

 侵攻は未明に開始されたようですが、人間が一番緊張感が緩む夜明け前後の時間を狙って急襲することが歴史が物語るように、常道だそうです。

 ウクライナはNATOに入って安全保障を期待したいそうですが、ロシアが喉元に核兵器を配置されたらたまらないと、ウクライナに分断工作を仕掛けて分裂させて、わが友好国を守るという名目でウクライナに侵攻したようです。

 トランプの時に同じ事したら確実に仕返しがあったと思いますがバイデンの爺やでは無人機飛ばす程度が関の山のようです。

 言い寄られたNATOはいろいろ事情があって結束して援助に入れないようで、特にドイツはロシアから供給される天然ガスで首根っこを押さえられているようです。

 ドイツは特に地球温暖化やCO2排出ゼロなどと騒いで、原発なし、太陽光、風力と天然ガスで乗り切るつもりでしたが、今年の日照不足と弱い風で十分に電力を確保できなくて、家庭の電力料金が倍以上になっているとこに、ガスを止めると脅させたら、ロシアに逆らってウクライナを助けることはできないでしょう。

 わが優秀なしっかりやります総理は取り残される可能性が高い邦人120名を救出するべく、民間機を抑えたと自慢していましたが、その時間にウクライナを飛ぶ民間機は1機もいなかったようです。

 フライトレーダー24というサイトで世界中の運航中の航空機の情報がリアルタイムでだれでも見れるそうですから、一機も飛んでいないということなら 緊急ノータム(航空情報)が出ていたのでしょう。

 ウクライナはロシア時代は2000発の核ミサイルがあり、独立後は平和路線に変針して核兵器はすべて廃棄して、軍縮したのが裏目に出たらしく、日本の革新勢力が最後の決め手、憲法9条を設定するように指導しておいたら、今回の惨事はなかったかもしれません。(笑)

 いずれにしても、アメリカもNATOもどうも味方してくれない様子を敏感な国民は察知し、一斉に西へ西へと大移動を始めたそうですが、これが日本で起きたら、国民は船がないと逃げることが出来ないでしょう。

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香川県ドクターヘリ、4月18日から運航へ



 https://news.yahoo.co.jp/articles/b46c84d59acd51cfde8a89554a2f72d14aba69e2

 地元テレビのニュースによると香川県のドクターヘリが4月18日から運航を始めるそうです。

 ニュースでは全国の都道府県のうち、ドクターヘリを飛ばしていないのは残り東京都だけだそうです。

 これにはちょっと嘘があり、自前のドクターヘリを飛ばしていないのはほかには京都府があり、広域なんちゃらと言って、自前のドクターヘリ導入することなく、大阪府と滋賀県、豊岡のドクターヘリの世話になっていて、どうも導入する意思がないようで、府政や救急医療体制に何らかの欠陥があるのではないかと疑ってしまいます。

 ほほ20年以上で全国が網羅されるようですが、導入が遅い県にはそれなりの事情があって、私から見ると、はっきり言えばやる気がないということが一番の原因だと思います。

 香川県には小豆島という離島があって、この島の高齢者はドクターヘリのおかげで延命できる可能性が増えそうです。

 今回の導入では県立中央病院と香川大学医学部付属病院が基地病院となるようですが、どちらか一か所を決められないということが少し気にかかります。

 つまり、両方とも基地病院としての医療体制は同じ程度の能力だと予想しますが、基地病院として、ヘリコプターが運航する設備がほぼないということだと思います。

 つまり屋上へリポートははるか30年も前に補助金を使って作ったものの、ほとんど活用されず、ヘリの給油や格納はできず、お天気が観測で来て、無線設備や休憩場所があり、クルーのミーテイングができるようなスペースがあるのかと心配してしまいます。

 たぶん給油と格納はたぶん高松空港になって毎日、運航クルーの勤務時間は朝夕2時間長くなり、しかも週ごとに違う場所での待機となるようです。

 香川県は全国都府県のうち一番狭い県でヘリならどこでも20分以内です。 うまく使えば救命効果が一番有効な15分以内の地域ばかりで期待したいところですが、そううまくいかないのはスタートの内情を見ていると想像してしまいます。

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ドクターヘリパイロットはポーカーファイスで、、、、

豊岡ドクターヘリ (1433)

 いかさまばかりの怪しげな平和の祭典が終わったとたんに世界はきな臭い匂いが充満してきました。

 いよいよロシアがウクライナを取りに出るかという一触即発の中での世界中の指導者の会見がネットで流れてきます。

 西側と東側の指導者そして当事者の会見でも話の内容より、話しぶり、態度、目つきを見るとどちらが優勢か、根性が座っているかがよくわかります。

 やはりバイデンには覇気が見られません、目が泳いでいるような雰囲気もあり、肝が据わっていないようです。

 バイデンでなく今もトランプだったらかなりの確率で、今回の危機はなかったかもしれません。

 9条平和国家日本は常に蚊帳の外なので、あまり変わり映えがしないのですが、岸田総理とリン外相の会見を見ていると何が不安なのか知りませんが、あまりに目が泳いでいて何にそんなに恐怖を感じているのでしょうか。

 今の岸総理に命を預けるかと言えば、だれか変わってやってよと言いたくもなりそうです。

 まあ、しっかりやってこれ以上国民を苦しめないように願いたいものです。

 ヘリコプターで長く飛んでいると、良いお天気ばかりで順風満帆ばかりということはあり得ないのですが危機はいつ襲ってくるかわかりませんし、5分後には死んでいる可能性すらあります。

 可能なら、自分がパイロットでなければ飛行中のその状況から逃げ出したくなるようなことも起こりますので、一緒に飛んでくれている仲間には申し訳ないが死の恐怖のどん底へ招きかねないことも実際には何回か経験しています。

 狭い機内でかわす言葉や態度、機内の空気すらそのような状況を反映して、クルー全員が恐怖のどん底へと落ちる可能性があります。

 もちろん人によってはそのような状況にあってもあっけらかんとしている、つわもの、悪く言えば鈍感もいることにはいますが。

 ということで航空機の責任者が緊急事態になったり、墜落しそうになったり、吹雪で囲まれて前にも後ろにも行けなくなったらどういう態度が望ましいかということが大変重要となります。

 少なくとも目が泳いでいるような状態は避けるべきでしょう。

 岸田総理 目が泳いでいませんか????、、、

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護送船団方式で沈没、テレビ???

舞鶴軍艦 (9)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/86d39c75342bbd0976d8040e9e5025614fd4bb96

 護送船団方式とは主に軍の船が集団で行動する場合に一番遅い船に合わせて運用することで、敵にあったら一網打尽にやられてしまうような致命的な不具合があるようですが、敵に襲われなければお互いに依存しあってのうのうと航海する様子だそうです。

 実はテレビ業界がテレビを作っていた会社、つまりハードは大昔に中韓にやられてしまって今は見る影もありませんが、もちろんこれはテレビというハードを世界一の技術で作っていた会社群が見る影もなくやられたようです。

 もちろんこれにはテレビを作るハードの技術と、ソフト つまり放送局が流すコンテンツが相まってお互いがおたがいを補完しながら世界一のレベルで発展したのですが、まずはハードが破綻し、そして今まさにソフトが破綻しようとしています。

 20年位前に日本の優秀な各界のリーダーが気が付いて対応すれば今もテレビは健在であったかもしれませんが、死んだ子の年を数えても意味のないことです。

 そしてこの惨憺たる状態の一番の犯人はNHKでしょう。

 世界でテレビ受信に税金のような金を徴収しているのは日本とイギリスだけで、ついにイギリスは徴収を辞めるようです。

 テレビ受信機というモニターは世界中のあらゆる情報をいつでも、だれでも、どこでも任意に有料と無料を選んでみることが出来る宝の箱ですが、このようなものを新進気鋭の若者たちが使わないのは、費用対効果がないと理解しているからでしょう。

 テレビを買っただけで年間2万円以上も取られるのにテレビを買う馬鹿はいないでしょう。

 NHK を頭とする護送船団方式の情報の垂れ流しに年間2万円以上の税金を強制徴収される意味がないと判断しているからでしょう。

 報道はすべてやや左の戦争贖罪一辺倒、バラエテイは吉本芸人によるほとんど変わり映えのしない番組、これを有料のNHKを先頭に民放すべてが右へ倣えから一歩も出ることはないようです。

 行政改革で国鉄を民営化し、電電公社を解体し、郵政を民営化したときに気が付いて、少なくとも20年前にNHKをつぶして改革の口火を切っていれば、パナソニックテレビもソニーも今とは全く違ったテレビを打っているかもしれません。

 紅白歌合戦と大河ドラマしかできないNHK とバラエテイしかできない民放だけでない、無限の可能性がある電気紙芝居の箱も大きく多様化して発展し、日本のテレビが世界を席巻していたかもわかりませんが今となっては後の祭りでした。

 昨日 NHKは午後3時のニュースの放送ができない大きな放送事故があったそうですが、これは公共放送NHK としては日航のジャンボが3機くらい同時に墜落するような事故でしょう。

 NHKは放送機材の不具合のためですとしれっと言っているようですが、ジャンボが落ちたらもちろん事故調査はやりますし、被害者の意は保証しますし、担当者は刑事責任を問われかねない事態となり、業績は大幅低下、給料カット、会社はつぶれかねません。

 NHKはほとんど見t利ないので3時のニュースをミスったことを知りませんでしたが、ネットではごく小さく取り上げていました。

 日本テレビ ソフトとハードはお互いに護送船団で、すべて沈没は免れないようです。

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アメリカでヘリビーチで墜落 死者なし、、、



 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6003760.html

 アメリカフロリダ州マイアミの海水浴客でにぎわうビーチの至近距離の海上に墜落したものの、死者はなく、乗っていた人も軽症だったようです。

 いかにもアメリカらしい出来事ですが、ヘリは単発エンジンのロビンソン44らしく、どうもエンジンが停止してオートローテーション降下して、機体はあきらめて海上に不時着水したようです。

 どうやら低空で飛んでいてエンジンが止まった様子で、陸上に不時着しようと色気を出さないで、素直に海に不時着したのが功を奏してほとんどけがもなく、地上の他人にも迷惑をかけなかったようです。

 エンジンが一つの単発機ではエンジンが止まるとオートローテーションで降下して不時着するしかなく、ほぼ俯角45度以内程度に広場がなければ、相当の腕を持っていても命の危険があります。

 ということでドクターヘリはエンジンの故障で大事故が起こることを予防するためにエンジンは2基積んでいて、離陸時の短時間を除いてほぼいつでも安全に飛行が継続で来て、着陸も支障なくできるようになっています。

 つまり不時着する場所をほぼ自由に選択できるので、海上に不時着を強いられるような場面はほぼあり得ないということになっています。

 ただ、ローターやテールロータなどの操縦系統などに重大な故障が起きると、すぐに不時着する必要がある場合もあって、海上を常に飛ぶような条件では脚部に緊急用のフロートを装備し、救命ボートも積んでいます。

 世界中でもほとんど聞いたことがないのですが、ストレッチャーに患者さんを乗せている場合には、不時着水時にうまく救命ボートに移動させらえるかどうかは相当むつかしいでしょう。

 今回のビーチの不時着水は海岸からあまりに近いところへ着水したと非難されそうですが、乗員が着水でけがをした場合、助けてもらえないで水死する可能性があり、うまく降りたといえるでしょう。

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ドクターヘリは空港とかかわるべきではない!!

豊岡ドクターヘリ (1577)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/0ab0f33b035788dcd41a1d23418fb54c1114bfa3

 福井県のドクターヘリが基地病院での夜間係留が困難というか適切ではないため、福井空港へ係留し朝夕基地病院へ通っているため、空港デッキからの見物客に好評だというニュースが出ていました。

 全国のドクターヘリ50機以上ある中、このように係留の問題で朝夕飛んで通勤していたり、給油設備がないため、7出動するたびに空港へ給油に飛んだり、さらにひどい場合には3月運航の東京都のドクターヘリのように、基地病院そのものの設定ができないため、空港を待機場所とするようなひどい条件もあるようです。

 はっきり言うとドクターヘリが空港とかかわることで、運航の最適性が落ちて、迅速な出動、迅速な患者対応の条件が悪くなることはあってもよくなることは皆無です。

 空港を使えというところは、県営空港などの利用が低迷していて、どの飛行機でも良いから使ってくれということを県などが要望する場合があるようです。

 基地病院にヘリポートや格納庫給油設備が経済的な理由で作れなかったり、物理的に土地などの条件で作れないということがるようですが、空港の利用率の問題で空港を優先するため積極的に基地を整備しないということもありそうです。

 空港デッキの見物客に好評だなどと喜んでいる場合ではないのですが、いずれにしても、出動や現場到着が遅れたり、空港と基地病院の両方の天候条件が満たされないと飛べなかったり、空港の離着陸優先県は原則ドクターヘリ優先ではなく先着順なのでドクターヘリが待たされる場合は普通に起きているでしょう。

 出動ごとに給油に飛んでいるようでは出動要請にすぐに対応できない時間があるということは当然起きますし、空港でも給油は業者のタンクローリーですので、当然他の航空機に給油していたら待たさせることになります。

 大雪や台風などの悪天候で朝夕の往復のフライトが出来ない状態だったり危険を冒して強行したり、無駄なフライトにも一定のリスクがあり、そのようなフライトで事故があると目も当てられません。

 例えば、3月に運航を始める東京都のドクターヘリが立川飛行場を基地として飛ぶようになると、ヘリポート格納庫給油設備のある基地病院から飛ぶ場合でどのような不利な点があるかなどは、実際に数多く飛行するまでもない、数県の実態を調べればすぐにでもわかることで、ヘリの運航が初めから手かせ足かせがかかることを理解して、できるだけ早く解決する必要があります。

 東京消防庁の大型ヘリを何機も飛ばすわけではないのですから、大きな飛行場で飛ばす必要性もなく、どうすれば瀕死の救急患者の救命にはヘリをどのように飛ばすべきか、何が必要か程度のことは、よほど頭が悪くない限りすぐにわかるはずなのですが、消防ヘリや防災ヘリを飛ばしているだけの頭には理解できないのでしょうか。

 毎日格納のためや飛行ごとの給油に他の秘境場へ飛ぶなどもってのほかなのですが、よく理解できない人もいるようです。

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意外と難しい、まっすぐに飛ぶ、、、

和歌山ドクターヘリ1 (1613)

 飛行機は原則的に翼 主翼を水平に保って方向舵を中立、つまり足で操作するラダーを左右がそろっていれば、飛行機はさっ直ぐ直性的にしかとばないことになっていいます。

 正確に言うと単発のプロペラ機はプロペラで起こす風が渦巻き状にねじれて垂直尾翼に当たって、頭を振ってしまうので、垂直尾翼を少し曲げて着けてあったりして、巡航時にまっすぐに飛ぶようになっていたりします。

 ヘリコプターの場合は大変複雑で、もともと横へ進んだり、後ろへも進むことが出来るので、方向だを中立にして巡航時でもヘリが向いている方向と進む方向が微妙にずれることが普通です。

 単発プロペラ機では垂直尾翼を数度曲げてあって、方向舵のラダーが中立でまっすぐ飛ぶのですがヘリの場合はらだが若干ずれた状態でまっすぐ飛ぶようになっていることが普通です。

 もちろんこの前提条件は風が正対風か無風が前提ですので、横風があると機種が向いている方向と機体が進んでいく方向は若干ずれていくことになります。

 テールロータータイプの普通のヘリの場合、巡航時にはなるべくテールローターに馬力がいらないように、垂直尾翼を大きく曲げてある場合が多いのですが、それでもある程度は馬力が入っていて、その推力が横風を受けているような効果と同じことが起きています。

 そのためにベルのヘリの場合は機体が水平で巡航すると、テールローターの横向きの推力に釣り合うように、ローターが少し傾くようになっています。

 ユーロのヘリはまっすぐに飛ぶには機体が傾けると同時にローターが傾くようになっていて、パイロットが使う水平儀はその分傾けて着けてあります。

 ここまで書くと、訳が分からなくなりますがパイロットがまっすぐに飛ぶ基準というものが大変複雑で、ヘリの姿勢と飛ぶ軌跡が一致してまっすぐにすることが結構難しいということがわかっていただけると思います。

 姿勢のずれと軌跡のずれは数度以内なので乗っている方が、違和感江尾感じたり寄ったりすることがまれで気が付かないということになります。

 大きくずれているパイロットもいるようですが着陸の場合でも最終着陸地点への修正はその都度出来ますので、着陸が出来ないということはありませんが、問題は荷物を吊り下げて飛ぶと、ずれているの修正するたびに荷物が大きく振れて、最終的には荷物が大きく振れて下ろせなくなります。

  吊り荷の吊り下げロープが長いほど揺れは大きくなり、自分の飛行する軌跡と機種方向のずれがいかにずれているかを思い知らさせることになります。

 物を吊って飛んだ経験のないパイロットはこのようなことを体感するチャンスがなく、いつまでも曲がって飛ぶことに違和感を持たず、まっすぐに飛べないヘリパイロットが多数いることになります。

 防災ヘリのパイロットはホバリングでしか吊り下げの操作をしないので、この感覚はわからないかもしれません。

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プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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