夜間飛行、、、、

無題

 https://news.yahoo.co.jp/articles/238de28c7eba0a5bcba9498e0d43e8f850dde0e4

 https://news.yahoo.co.jp/articles/70aea91b2a37f3b0cd681bb6ca4415900d90ec8a

 成田空港周辺の住民が騒音被害を訴えて訴訟を起こしたのはもちろん夜間飛行のことでしょう。

 一方 クロネコヤマトが貨物専用機を24年度に導入するというニュースが入ったのは、日本の航空貨物は荷主の都合ではなく旅客便の都合で床下の空いた貨物室を使って輸送するという、航空会社の都合に合わせたもので、客が選ぶという現代の資本主義を無視したものを改革しようとする動きでしょう。

 日本の国内航空の航空行政は各県に空港を作って東京と結ぶ便を一日に何便飛ばすかということだけを優先していたので、夜12時以降は離着陸できない羽田のスケジュールに合わせて、地方空港の運用時間が決まり、1000億円もかけて24時間自由自在に飛べる施設がありながら、ほぼ12時間程度しか離着陸を認めてきませんでした。

 成田の開港と羽田の拡張でできた増便枠はすべて、旅客便に充てられて、国内線の貨物専用便はほとんど話題にもならない、のけ者もいいところでした。

 日本の貨物輸送の半分以上は夜間深夜早朝を中心に動いていて、主にトラック便で動いていますので、地方空港の24時間化と東京大阪の深夜便の運航が認められたなら、航空貨物専用機が日本中で50機以上飛ぶようになるのではないでしょうか。

 航空機はもともと24時間運航を目指して設計運用されているので、軍事航空は夜間も普通に飛びますし、中朝が夜間に攻めてくることは普通に考えるでしょうし、拉致被害者の救出にオスプレイが飛ぶとすればもちろん夜間ということになるでしょう。

 自衛隊や米軍基地は周辺地域の騒音被害に夜間の訓練が大きく制限されていて、技量維持がどの程度であるかわかりませんが、騒音がうるさいからと言って、外国から攻撃されたら、飛ばないわけにはいかないでしょう。

 ドクターヘリは夜間飛行の安全性にめどがつかないので飛ぶことを遠慮していますが、夜間は救急患者がないということではありませんのでいずれ将来的には飛ぶことになるとは思いますが、成田周辺の住民と同じように訴訟になる可能性も高いでしょう。

 こう見ると日本の航空は軍民すべてがある意味カタワのようなもので、すべての面で生ぬるいというか、うるさいと言って軍事航空に足かせをかまし、民間旅客便貨物便にもうるさいと言って莫大は金をかけた空港を一日のうち半分も使用していないことに平気なようです。

 日本国中を24時間にわたって輸送される貨物はほとんどが、タコ部屋重労働のトラックの運転手の方たちの24時間勤務深夜に及ぶ苦労で成り立っているらしいのですが、日本国中どこの県にもある贅沢、超優良な空港が夜間の専用貨物機の需要に全く答えないのはどうしたものでしょう。

 航空関係者は官民すべてが労働貴族なので、そのようなきつくて待遇がア悪い仕事はごめんだということなのでしょうか。

 騒音反対 モット騒いでくれと内心思うのでしょうか。

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広島西飛行場跡地で火事、、、

広島時代の写真16:9 (106)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/84ae6849268a4787549ee3d8f59acbcac72b28a1

 広島空港の跡地で広島西飛行場があった広大な空き地で29日夜7時過ぎ、イベントの花火は草地に燃え移って2時間も消火にかかったというニュースが入っています。

 飛行場としては10年ほど前に廃港となって、跡地の一部 北の部分にヘリポートととして再出発していますが、残った広大な跡地はごく一部分にやっと最近開発が入ったそうです。

 日本がまともな経済状態なら、新空港ができたら、残った広大な旧空港の用地は位置的に広島市内に好条件の立地なので住宅でも流通施設でも、工業団地でも何でも開発できたと思いますが、新空港供用開始からほぼ30年間も再開発できなかったとは、いかに日本に不況が続いているということの表れであるようです。

 最近はほとんど上空から下界を覗くことはありませんが、10年前までには飛行中に広大な工業団地の売れ残り、廃業したゴルフ場や開発途中で投げ出した住宅団地のなれの果てなど、あっちを見てもこっちを見ても広大な空き地があり、中国の新築廃墟マンション群を笑えない状態です。

 近隣の県では新空港ができた後の用地活用では、岡山県が小型機の飛行場として全域使用し、瀬戸内海を挟んだ香川県では住宅団地に開発しているようですから、一番裕福な広島県が用地の転用に失敗しているようです。

 関空を開発して、伊丹を移転して統合するという計画がとん挫し、さらにの神戸空港が横から無理やり参入して関西の空港立地と経済性は大きく損なわれ、そこへコロナ禍でとどめを刺されているようですから、この先どうなるか大きな不安がありそうです。

 今回のように、花火で飛び火枯れ草が2時間も燃える火事が報道されるようでは情けない、またそれにしても広大な空き地はもったいない話です。

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厳しい世界で生きると、、、

虹 (7)

 https://twitter.com/mrekmlerr/status/1487068804580478981

 豊岡ドクターヘリのドクターが任務を終えて帰投中、ヘリを取り巻くきれいな虹を見たらしく、天からの贈り物だとツイッターでアップしています。

 正真正銘、重症の救急患者さんと自らの命の危険性のあるヘリコプターに委ねて厳しい仕事をする中でも、一服の喜びを受け止めています。

 厳しい仕事であれ、比較的楽な仕事であっても、どんな仕事でも人間はたったひとりで仕事をするわけではなく、多くの人間が複雑に関係しあって、その中で仕事の成果が大きく上がるか、失敗に終わるか、お互いに相手を評価しながら、その評価に従って行動するようです。

 国民の多くが、岸田新総理をどのように評価しているかはマスコミの調査では支持率が上がるばかりで最近はない高い値を示していると、メデイアが評価しているらしいのですが、世論調査というもの信ぴょう性があるかどうかは、第三者機関がメデイアの信頼性について世論調査をして発表することがないので、ほとんどはガセだと国民は理解しているようです。

 その証拠に岸田総理が就任以来、日経平均株価が駄々下がりで、3か月で失われた時価総額は100兆円、国家予算の2年分がぶっ飛んだだそうですから、国民がいかに評価していないか、不安を持っているかがよく表れているようです。

 もう一つ国民が信用していないのは、尾身氏が代表する、政府が諮問するコロナ対策の専門家会議で、2年間の第6波までそれぞれ特徴がありながら、感染ピークを経験しながら、国民に呼びかける対策は、毎度おなじみ、三密防止、ワクチン、PCR検査のばかりでいよいよ国民は信用しなくなってきているようです。

 つまり、同じような対策ばかり呼びかけるメデイア、政府、には愛想をつかして信用しなくなり、表立っては抵抗しないものの、国民はほぼ見切りをつけたような様子です。

 昨日の旅行で宿泊した休暇村では、平日ながらほぼ70%の宿泊客で、マスクや消毒などはお付き合いで徹底しているようですが、ほぼコロナは終わったと判断しているようにも見えます。

 さてこのような、重要な人と人との関係は実はドクターヘリを飛ばす、運航クルーと医療クルー、運航会社と、病院関係者、県関係者の関係はほとんど同じように推移しているはずで、その結果はドクターヘリの効果の実績と不具合の出現という明らかな結果として残っていることでしょう。

 このような状態は正確に認識し、有効な対応策を講じて、より実のある将来を目指すべきでしょう。 これは岸田政権の話ですが、、、、、


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淡路島から



今朝は淡路島の南の端の休暇村で目覚めました。

昨日は明石大橋を渡って、淡路島に入り震災資料館で震災の生なましい断層んを見ました。

結婚50年、金婚の旅行に姉夫婦が招待してくれ、一緒にきています。


昨日は西海岸周りでしたので、今日は東廻りで帰ります。

震災の時や、送電線パトロール、松食い虫散布など、飛び回ったおもいでがよみがえります。

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ヘリコプターには危険な場面がある、、、、



 君子危うきに近寄らずということわざがあるように、ヘリコプターには様々な危険がある局面があり、通常フライトマニュアルには性能上や取り扱いに関する危険回避の情報が書いてあります。

 その他の危険情報には気象条件によるリスクや、運航目的による条件や環境条件などがありますし、自身の健康状態や精神的なもの、そして一緒に仕事をする上での仲間や顧客などとの人間関係がヘリコプターの運航上のリスクとなりうる可能性もあります。

 ということで、パイロットがヘリコプターを上手に操縦するだけでは安全に飛ばせない、いつ事故になるかわからないので、空港間を旅客機を飛ばす程度では済まないほどの複雑なことが日々起きるということになります。

 先日の国際線の機長がたぶん尿路結石の激痛で操縦できなくなって引き返し、副操縦士が無事に着陸させて何事もなく終わったようですが、ドクターヘリで同じことが起きたら、同じトラブルでも数段危険性が高くなったことでしょう。

 ドクターヘリで同じようになったら、致命的な痛みなら、パイロットは最寄りのランデブーポイントへ数分で着陸する判断をしたとしても、たまたまその日は風速制限が限界に近い日だったり、着陸する場所が運悪く狭い場所であったり、又その広場で子供が遊んでいたりと、ヘリなら何が起きるかわかりません。

 単発ヘリの性能上離着陸にはデッドマンカーブ、速度高度曲線というチャートがあり、簡単に言えば速度が低い状態で、100メートル以下の高度ではエンジンが止まると致命的な墜落になり、人が死ぬのでデッドマンズカーブというエリアがあります。

 双発機なら大丈夫かというと、そのエリアで片方のエンジンが止まっても無事かというと、実は残ったエンジンでは墜落が避けられない可能性もあり、現にアメリカではEC135が墜落しています。

 つまり、100メートル以下では遅い速度で飛ぶ時間はより短くして、エンジンが片方止まっても無事墜落を回避できるような飛行方法を常に行うことは君子危うきに近寄らずということになります。

 騒音被害軽減のためなどという効果がよくわからないような理由で常に墜落の危機の中で飛ぶことは大したリスクではありませんが、は数多くあるほかのリスクもいつパイロットを襲ってくるかわかりませんので、小さなリスクでも、常に君子は危うきに近寄らないことが実が重要な安全確保の道なのです。

 実際に事故になってしまう場合は、何種類の危険が同時にパイロットを追い詰めていて、その中の致命的なリスクが事故調査で事故原因となるだのであって、その日の朝 妻と大喧嘩してきてむしゃくしゃしていたことが最終的な判断に影響することなど普通に起きる可能性があります。

 着陸進入中に障害物の立木にローターをぶつけて墜落したパイロットは、実は下痢で早くトイレに駆け込みたかった可能性もあり得るでしょう。

 パイロットは小さなリスクは事前にクリアしておいて、限界強風背風重量いっぱいの着陸のようなヘリと自身性能いっぱいの局面に全精力を注ぐべきでしょう。

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ドクターヘリの運航料金は誰が支払うべきか??



 現在、ドクターヘリは100% 公的資金 税金で賄われているので搬送される患者さんの負担額はゼロになっています。

 和歌山の山中の田舎から90歳くらいのおじいちゃんを搬送したとき、ヘリの中でドクターが一生懸命話しかけて診断をしていた時、おじいちゃんが急に「これ高いのと違うかと?」 息も絶え絶えに言ったことがありました。

 ヘリの運賃が高いということが頭のどこかにあって、瀕死の状態でも心配で口から出た言葉だったようで、ドクターが、「心配いらんで、これはただやから」 と答えたら急に元気が出たような様子にふとほほえましく思いました。

 資本主義、金持ち独裁の国 アメリカではヘリで救急搬送されると500万円くらい請求されることは普通で、高額の医療保険に入っていると2割程度の自己負担で済むそうですがそれでも100万円程度は吹っ飛んでしまいます。

 山で遭難して民間ヘリを呼んだり、地元の救助隊が出動すると1000万円かかることもあるそうですが、防災ヘリが来てくれると全く只で済む場合との格差が大きすぎるので、無謀登山防止のため事業航空機でない、100%税金で運航する防災ヘリが5万程度の燃料代を徴収するところも出ています。

 日本は医療保険が充実していて、72歳の私は2割負担で、しかも高額医療費で負担が高額にはならず、難病指定の病気ならほぼ無料などと手厚い制度となっています。

 ということとならドクターヘリの運航費用も医療保険で支払うという手がありそうですが、日本ではほとんど検討すらされたことはないようです。

 医療保険で支払う制度とすればどのようなメリットがあるかというと、今現在は命にかかわるなどかなり厳しい条件があり、フライトドクターの判断で飛行の可否を決めていますが、保険制度にして、運航範囲を拡大し、重病患者への対応を拡大してヘリの活用を図るという点があります。

 さらには今現在飛んでいるドクターヘリには年間の出動回数にかなりのばらつきがあり、飛ばないヘリにより手厚い費用が支払われているという不具合があり、多く飛んでより活用されているヘリに多く支払う、実績に応じた経済的優劣を着け、ヘリの配置密度を適正に改善することも必要でしょう。

 そのほかにもメリットはありそうに思いますが、日本ではいったん決めたら、頑として改めないような石頭の面があり、いるまでも不具合を引きずる傾向があります。

 全額補助金制度の欠点は頭、すなわち金を握っている厚労省が動かなければ何事も改善されないという大きな欠点があり、そこへ切り込んで改めさせることは相当な難題で、だれもなしえないということがあります。

 何事も見直しが必要でしょう。

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新防災ヘリが納入できないのはなぜか???



 倒産した和歌山のヘリ県連会社が石川県の新しい防災ヘリを受注していて、納入のめどが立たなくなっているそうですが、他にも数県が契約しているらしく今後どうなるのか大変気になるところです。

 新しい防災ヘリは、たぶん富士重工かアメリカベル社からすでに購入し、今日の写真のような様々な装備品を着けて引き渡すという契約で、たぶん資金がパンクして有資格整備士が離職しために、装備品の取り付け試験,、検査受けが出来ない状態になっているものと思われます。

 ヘリと装備品は製造会社からすでに買い入れているはずですから、たぶんその費用は20億円程度、そして7取り付け作業と検査が終了して、30億円程度で引き渡すことになっていると想像します。

 多分契約時に半金、納入時に半金というような取り決めであると思いますが、その資金に借入金を足して装備品を現金で買い入れていると思いますが、たぶん所有権は倒産した会社にすでに移転済ではないでしょうか。

 そして今はすでに会社更生法の適用を受けていますので、購入したヘリと装備品は差し押さえ中なので、石川県に新しく他の会社が契約して納入する場合に差し押さえ中のものを転用することは難しいでしょうから、新たに同じものを買い入れる必要があります。

 ヘリコプターの場合は発注から入手まで数年かかることは普通ですから、石川県が新しい防災ヘリを入手するには少なくとも3年程度はかかるでしょう。

 差し押さえられたヘリと、5億円近い装備品は倒産処理のため中古品として競売にかけるか、債権者が債務残高に応じて引き取ることになるかはわかりませんが、手持ちの資産を売却して山分けすることになるでしょうから、たぶん海外に格安の程度最高の中古品として売却することになり、石川県は引き取るとは言わないでしょう。

 このような転売は日本国にとっては不利ですが、石川県が引き取るということで他のヘリ整備会社に装備品を取り付ける工事を発注することになると、倒産会社に有利な取り扱いをしたと問題になるでしょう。

 倒産という事態ではなく、すべての事業を他社へ引き継ぐということをやった後で、倒産をすることが可能であったなら、このような事態は避けることが出来たでしょう。

 エンストローム社も同様で、顧客への影響を最小化しながら事業移転ということが出来ないのはそれなりに事情があるのは確かで、小規模の事業会社がいきづまるのは最終的には経済的な理由で技術者の確保ができないからであると想像します。

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国際線 エアージャパン機 機長体調不良で引き返し、、

和歌山ドクターヘリ1 (1321)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/90e26540becaa0957e0a42dae1cd3e972805382a

 エアージャパンとはANA系の別会社だそうですが、23日午後8時ころ、成田からシンガポール行きの便で四国沖を飛行中、機長が腹痛を起こして成田へ引き返したそうです。

 患者の個人情報なので公表されていませんが、腹痛を訴えたそうですから、下痢症状のひどいものではなく、我慢できないほどの激痛なので尿路結石の症状ではないかと想像します。

 長時間飛行する航空機の場合はパイロットの健康状態の異変は大変な異常事態になり、特に一人乗りの小型機やヘリの場合は即緊急事態となるので、健康管理には相当な注意を払う必要があります。

 小型固定翼の場合は空港へしか着陸できませんので、前日の深酒が響いて下痢症状で緊急事態になって、空港へ着陸したという話は普通に効いたことがありますが、最悪お漏らしをしたという話まであります。

 ヘリの場合は過去に着陸した場所が近くにあればまだよいのですが、未知の場所への着陸は結構危険性があり、相当な不安があります。

 ベル412ではオートパイロットをセットして、後方の客席へ移動して用を足したという侍がいたそうです。

 ドクターヘリの場合は普通は、最長でも30分程度しか飛行しないので何とかなりますし、自分では現場への着陸のたびに土地管理者、所有者に出向いてあいさつがてら、トイレが使えるか確認して、どこにはあるかを頭に入れるようにしていました。

 某病院の看護師長さんのフライトナースさんは、私に、飛行中に調子悪くなったらすぐに見てあげるから言ってね、患者さんより先に見るから、、、と冗談をよく言っていました。

 幸いなことに一回も見てもらうことなく引退することが出来ましたが、、、、

 ドクターヘリの場合は飛行する空域がごく小さくて、30分以内100キロ程度なので、地域の状況に習熟することが出来、その地域何200か所も300か所者約陸地が設定してあるので、自分の体調不具合いや機体の異常時でもすぐに着陸できる安全氏がありました。

 一度、機体に原因不明の異常振動が出て、2分後には着陸したことがありました。

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石川県新防災ヘリ、納入のめど立たず、、、

石川

 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20220122/3020010455.html

 石川県が25年経過した防災ヘリの新しい代替機の購入を契約した会社が倒産した影響で納入のめどが立たないという事態になっているようです。

 昨日は陸自の訓練用ヘリの製造会社が倒産して、補給部品が入ってこない恐れがあるというニュースに続いて、運航に影響があるニュースです。

 過去には陸自の観測ヘリがエンジン不具合で長期間飛べなかったこともありますし、空自のブルーインパルスが使用している練習機T4も同じようにエンジンの不具合の改修で稼働機が減って、パイロットの養成に遅れが出るのではないかと言うニュースもあったようです。

 いろいろな理由で航空機の運航が止まってしまうことがある程度は起きることは防ぎえないことで、可能なら運航が全面的に止まらないような、何らかの体制を取っておくことは重要です。

 運航体制を例にとれば、防災ヘリは各県に1機体制で独立していて、機種選定はお任せ、運航体制も自主運行か委託運航もお任せになっていますから、何らかの事情で飛ばなくなるとヘリ運航はゼロとなります。

 その飛べなくなる理由は事故やヘリの重大なトラブル、パイロットなどの退職、格納庫や事務所の被災、などなど多くの理由が考えられますが、県単位でなく、5県、10県でまとめて大きな組織を作り、ヘリは大中小合わせて10機程度、、運航要員はパイロット15名 整備士30名などとすればほぼ止まることはないでしょう。

 何よりも運航技術は切磋琢磨しながら各人が向上することでしょうし、今回のような納入業者の不具合があっても運航の重大な支障はあり得ないでしょう。

 昨日の陸自の練習機の場合でも30機のヘリと、当座の必要な部品類は在庫があるはずで、かなりの期間は飛ばし続けることができるでしょうし、稼働機数を落とせばさらに長期間飛行可能で、その間に対応策を模索することができるでしょう。

 たった1機のヘリを持っている小さな組織なら、ちょっとしたことで運航は止まり、またちょっとしたことで事故が起き、常に運航不可の場面に直面することでしょう。

 またたった1機の補給部品や装備品は購入保管にはかなりの不利な取引となるほか、購入保管している部品類の多くが使われることなく、ヘリがリタイヤとなっていることでしょう。

 運航面ではドクターヘリが距離でなく県境で運航範囲を決めている不具合が指摘されていたりと、小さな組織の乱立はほとんど良い気とはないと思うべきでしょう。

 日本は役所も人も縄張り意識が強くて、うまく効率的な運用ができない欠点があるようです。

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エンストローム社 破産か??



 https://trafficnews.jp/post/114673#google_vignette

 陸上自衛隊が練習機として30機も採用しているエンストローム480の製造会社がいきなり事業を停止すると1月21日付けで発表したそうです。

 小型機だけの会社でしかも2012年には中国の企業に買収されて100%子会社となっていたようですから、財政難で破産と言っているようですが、習近平がいよいよ台湾を巡ってアメリカと事を構える気なのか不安がよぎります。

 普通の倒産なら生産した航空機の運航を継続するために顧客に対して今後の整備や部品供給についてどのようにするか相談し、受け皿を作るものですが、共産国家のすることは常識を疑うものですが、これが普通でしょうか。

 今現在、飛んでいるエンストローム480は世界中で数百機以上ありそうで、これはやはり部品の供給が止まって飛べなくなる可能性がありそうです。

 エンジンはアメリカ製ですので問題はなさそうですが、大きな部品類、ローター、テールローター メインギアボックス、テールギアボックス、などがオリジナルの時間廃棄部品か、時間オーバーホールの可能性がありますが、手持ちの在庫を使って時間切れまで使う計画をすぐに立てる必要がありそうです。

 つまり、おおむね導入から10年近く過ぎていますので、各機体はおおむね平均、ほぼ3000時間程度飛んでいそうですから、通常の用途廃止まであと3000時間として、手持ちの部品で何時間飛ばせるかを設定し、最小飛行可能時間を設定することで5年程度は回ると思いますがいかがでしょう。

 次は残った部品の時間から、稼働機を減らしながら、退役機からの部品の残時間を利用して使用し、徐々に退役しながら時期練習機の導入を図ることでしょう。

 ギアボックスのオーバーホールなら川崎が得意とするところですし、油圧シリンダーなどはたぶん他の小型機でも同じメーカーの部品を使用している可能性が高いでしょう。

 重工メーカーの協力を得ることが出来れば、かなりの部品類はオーバーホール、修理できると思いますが、認定工場の問題があるものの、可能性はあるでしょう。

 また、耐空性に影響のない部品類、例えばウインドアクリル板やドアーなど多くのものはオリジナルでない他社が作っている例が多くありますので、かなり調達できるでしょう。

 朝日航洋の204美は最盛期10機近くあり、最後には残った機体に多くの部品を転用して延命してきました。

 最悪、TH480の引退が早まるなら、UH1Hを訓練機として使うことでしのぐか、新UH 412 を使うかいずれ判断が必要となるでしょう。


 取りあえずは手持ちの部品で30機トータルで共食いしながらでも、あと何時間、飛ばせるかは早急に計算し、さらにもし追加で手はいる可能性がある部品類が世界中のどこにどれだけあるか調査する必要があるでしょう。

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プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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