備蓄原油放出でどうなるガソリン価格、、、

豊岡ドクターヘリ (668)

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211124/k10013359101000.html

 どんどん上げる原油価格でガソリンが170円以上になり、安かった一時期より60円以上、上がったので1,5倍にもなっているようです。

 石油掘削業界は山師と呼ばれてもともとただのものを1バレル150リッターほどらしいのですが、140ドルもの高価格で売っていた時があるかと思えば、最低価格はマイナス確かマイナス10ドルくらいまで下がったのを経済指標の実況で見てびっくりしていました。

 なぜマイナスになるかと聞いていると、石油の生産が多すぎて、タンカーで運んできても下ろすところがなくて、金を払ってでも下ろさざるを得なくなったそうです。

 もちろん今回の石油価格の高騰は地球温暖化、二酸化炭素ゼロ運動のために将来的に石油が売れなくなると見込んだ中東が生産量を落としたことと、今年の冬が寒いと予想されて需要が膨らみそうなことが重なったからだそうです。

 日本がアメリカなどと一緒に備蓄原油を一時的に放出しても少しは価格が下がっても、いずれはまた上がることでしょう。

 二酸化炭素削減と言って、太陽光や風力を進めて、石炭をやめても、電気自動車、電機航空機と騒いでも長期的には石油の需要はほとんど影響を受けることなく、増えることはあっても減ることはないということは世界中が認識しているのでしょう。

 1989年に214Bの訓練で上五島へ行ったときに、できたばかりの巨大な洋上備蓄基地の上空を飛んでその大きさに驚いたものでしたが、このようなときに少し役に立つようですが、危機的な油断は30年間以上なかったことは良しとするか無駄だったのでしょうか。

 航空業界は航空機燃料税は平成22年度に26円を1リッター18円に下げた税率が23年から9円に半減され、その時限立法が来年度に18円に戻すところを9円のまま優遇処置が続くそうです。

 一方車のガソリンは確か25円程度のものが道路整備財源なために暫定的に54円の倍になったまま継続されているそうで、道路整備財源の必要性の低下から暫定税率を廃止して元の25円に戻せという意見が強いようですが、一度とった税金は消費税と同じで低くなることはなさそうです。

 定期航空会社はコロナによる搭乗客減と原油価格の高騰でもろに打撃を食らっていることは確かなようで、果たしてどこまで耐えことができるか不透明ですが、航空の利益をホテルなどのアルバイトに突っ込んで水膨れをした罰が当たったのでしょうか。

 さて最後はドクターヘリが原油価格暴騰の影響を受けて、運航会社の経営が危ないか心配なところですが実情はどうなのでしょうか。

 ドクターヘリはおおむね一年間の運航に対して最低2億円、場所によっては2,5億円の支払いを受けていますがその内、燃料にかかる経費は大雑把にみて、1時間飛行ごとにほぼ200リッター、一年間の飛行時間はほぼ200時間程度多くて300時間程度です。

 4万リッターから6万リッター使用し、リッター150円程度ですので、600万円から900万円、ほぼ売り上げの5%から7%程度ですので50%値上がりしても痛くも痒ゆくもないでしょう。

 痒い程度でしょうか、、、、

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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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