空中衝突防止の困難さ、、、

朝日時代 (140)

 https://internetcom.jp/208000/subaru-collision-avoidance-system

 川崎重工がドローンと実機の衝突防止のための基礎的な実験を行って成功したというニュースを取り上げましたが、ドローンや空飛ぶ車が実用化するために衝突防止のための自動装置を開発する必要がありますが、実用的なものの開発は10年程度では無理でしょう。

 旅客機にはTCASという接近警報装置が実用化されていますが、これはあくまで他機の接近を警報するもので、回避操作はパイロットが行う必要があり、ドローンに搭載するものは自動的に経路や高度を変える操作をするものでないと意味はなさそうです。

 実用に使用されるドローンや空飛ぶ車は比較的小型なので、実機のパイロットからは発見することがかなり難しいということがあり、実用運航するドローンや空飛ぶ車には自動的に衝突を回避する装置が義務化されないと、実機のヘリなどは危険で飛んでいられなくなりそうです。

 また多くのドローンが飛ぶようになると、実機のヘリや小型機などには同じような自動衝突回避装置が義務化される必要がありそうです。

 ドローンが実用化され始める段階で、このような装置をつけるということには技術的にも費用的にもかなり難しいと思われますので、それまでの安全をどのように確保するかということも大きな課題でしょう。

 見切り発車ということになりそうですがそうなると、衝突防止はすべて実機のパイロットの見張り回避に依存することになりますが、ヘリなどのパイロットがそれに同意するかどうかは難しでしょう。

 空域を分けるということになるかどうかは難しいところですが、そうなると実機の空域が削られそうなることにしかならないので、共存ができるかどうか難しいところです。

 航空機同士には飛行する方向などで優先順位が決められていて、衝突しそうになった場合には相手を右に見る航空機が針路を譲ることになっていますが、ドローンの場合は衝突回避できないため、すべて実機が避けることになります。

 また自動で回避する装置が付いているかどうか、また無人のドローンか実機かどちらかわからない場合があるので、必ずドローンが避けてくれるとは限らないので実機は他機を見たらすべて自機が避けることになります。

 つまり無人の衝突回避装置が搭載されていないドローンは、法的にまだ決まってはいませんが、どちらが優先があるかどちらが避けなければならないか気かかわらず、実質的にはドローンが優先となります。

低高度の空域はもともと狭いので 小型機やヘリが飛ぶ空域とドローンが飛ぶと思われる空域を分けることは現実的には難しく、お互いに混在して飛ばざるを得ないでしょうから、ドローンの発展はヘリや小型機に取っ手は大変な脅威になりそうです。

 操縦が簡易か全く自動化されるなど、AIで自動化された空飛ぶ車などもドローンと同じような運航をすると考えられるので、実機のヘリや小型機などとの空中衝突防止の課題は簡単には解決できない恐れがあり、爆発的な普及はとても無理でしょう。

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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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