エンジン草刈り機で太ももを切り死亡、、、

伊勢出動2月17日 007

 https://news.yahoo.co.jp/articles/15d4cd7c3406f3eba99ece20f48f10b6ab8c6254

 愛知県新城市で近所の道路の路側帯の草刈りをしていた住民の方たちの作業中、エンジン草刈り機を使って切った草を集めていた71歳の男性の太ももに回転する刃が当たって動脈が切れ、ドクターヘリで搬送されたものの、2時間後に死亡されたそうです。

 確か先月だったか、広島で電動のこぎりを使っていた方が死亡される事故があり、このブログでも取り上げたところです。

 大出血するケガで処置が間に合わないとショック死するのは私の元の部下だったパイロットが屋久島で墜落し、右足が轢断されて、離島の山頂だったため、処置が遅れて同じように死亡したことも取り上げました。

 できるだけ事故は起こさないようにすることは言うまでもありませんが、いったん事故が起きて大けがをした場合でも、早期の医療介入で確実に救命できる症状なら、本人にしてもご家族にしても、手遅れで死亡してしまうことほど悔しいことはないでしょう。

 ドクターヘリが配備され日常的に救急のために飛んでいますが、このような事案でこそ確実に救命することが最も重要なことで、他の症例に関して様々な症例の患者さんに対応していても、このような事例は手遅れでしたはぜひともないように願いたいものです。

 愛知県のドクターヘリの出動手順がどうなっているのかはよくわかりませんが、ドクターヘリ導入当初はどの県でも、消防に救急要請が入ったら、救急車がまず現場へ出かけ、救急隊員が患者さんの症状を見てから、重症ならドクターヘリを呼ぶということになっていました。

 そのごは今回のような症例に当たっては遅すぎるということで、最初の救急要請の時点で、例えば大出血というようなキーワードがあれば、ヘリと救急車が同時に現場へ向かうという、キーワード方式を導入する県が多くなりました。

 もちろん愛知県がこのような方式を採用して、いち早くヘリが飛んだということであれば、それでも手遅れということであきらめるしかありませんが、旧来の方式で運用していてこの結果であれば、きつく言えばドクターヘリは愛知県にはいらないのでやめろ!というしかありません。

 運航サイドも医療サイドも管理部門も今回の事例でなぜ手遅れになったのか、助けることができなかったのはなぜかぜひとも十分に症例研究や反省会を持って、ぜひとも次は助けるように願いたいものです。

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bell214b1989

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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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