宇宙旅行の米実業家、小型機墜落で死亡、、、



 https://news.yahoo.co.jp/articles/1dbe9a74ffdbef71c8e89cc974cc94861ab5274f

 先月アメリカの民間の宇宙旅行に参加した実業家が小型機の墜落事故で現地時間の11日午後3時ころニューヨークから95キロの地点に墜落し本人49歳とともに54歳の方2名が死亡したそうです。

 この民間宇宙旅行は何億円もする豪華なもので、日本からも前澤という怪しい実業家が参加すると言っているそうですが、一般的には大変危険で普通なら命の危険もありそうだと思えますが、現実は小型機やヘリコプターの方が危険に満ちていると言えます。

 過去の宇宙開発では犠牲者が出る事故が起きていますが、事故件数や事故率から言えば、小型機やヘリコプターの事故件数が圧倒的に多く、又犠牲になった確率もかなり大きいと思います。

 また、航空自衛隊や各国の軍用航空機の事故や実戦での戦死も格段に事故率が高いように感じますので、少し突飛な話ですが、航空自衛隊のパイロットが宇宙飛行士に転身したのは身の危険感じ、より安全な宇宙に転身したのではないかと考えてもおかしくはないようです。

 そのような中で、世界的にも、民間のヘリコプターの事故は圧倒的に多く起きていて、安全な運航がいかに困難か、またパイロットがミスをする環境がいかに多いかが伺われます。

 今回のアメリカでの事故はいかに危険に満ちた宇宙への旅よりも、日常的に小型機を使用する、リッチな企業経営者がいかに危険にさらされているかということを思わざるを得ません。

 私は航空自衛隊から民間ヘリで変わって1万5千時間以上を40年ちかく飛行し、飛行経験3500時間のころ、31歳の時にインドネシアのスマトラで事故を起こし、九死に一生を得て、その後の飛行人生は安全にと心掛けましたが、死にそこなったことは10回位程度はあったと思います。

 ということでヘリパイロットが飛ぶごとにいただいていた数千円の飛行手当は純粋危険手当だとありがたくいただいていましたが、会社が身売りされて乗り込んできた事情を知らない経営者がいきなり飛行手当ゼロにしたのには唖然としました。

 パイロットでなくても同じようにヘリに乗り込んで、警察消防防災ドクターヘリなど、公的な任務で危険な任務を献身的に行っている多くの方が、事故で犠牲にならないようにと願ってはいますが現実はそう甘くないようです。

 ということで飛行手当などは些細なことですが、実際に他の職業よりはるかに命の危険性に立ち向かう、純粋な方たちがより正当な評価を受けて、心おきなく仕事にまい進できるような心遣いは欲しいものです。

 自分はどうやら生き残ったのですが40年ほどのパイロット人生で失った部下、同僚、先輩、後輩の数は両手両足の指の数では足りないほどです。

 今日の記事 善ければ「拍手)クリックよろしくお願いします。

 

 
スポンサーサイト



プロフィール

bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
10 | 2021/11 | 12
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
その他
12位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
11位
サブジャンルランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR