出動中に次の要請が入ったら、、、



 昨日の話題では、一週間に一回程度しか出動しないドクターヘリがまさか飛ばないと安心して、空港の事故対策訓練に呼ばれて参加していると突然入った出動要請にあたふたするものです。

 普通に考えれば救急の要請はいつ入るかわかりませんし、実際に出動しているから次の要請が入らないということはありませんので、ドクターヘリは普通一機しかないので、重複要請の時はどうするかは重要なこととなります。

 そして出動間の給油や朝夕の始まりの時間と終わりの時間間際に対応はどうするかなどは相当によく検討して手順を決めておくことが重要となります。

 となると、夜間飛行場まで飛んで格納するとか、わざわざ給油のために待機へリポートを離れるような体制は初めから不具合を抱えているようなものです。

 また訓練などに要請されて参加する場合には、主催者と十分に打ち合わせをして、訓練中に実際の出動が入った場合にはどのようにするかをきめ細かくとり決めておく必要があります。

最近は近隣の県との協力体制ということで、他府県へ出動する機会もあり、その場合に新たに自分の県内からの要請が入った場合の対応についても同様に、対応に遅れが出ないようにする必要があります。

 自分の県内での重複要請にはどのようにすれば、救急患者の症状に応じて最適なヘリの運航で救急処置が最短時間でできるかということも大きな課題となります。

 私の担当した一部の県では、ほぼいつも2名のドクターが登場し、重複要請の場合には一名のドクターを一か所目で卸して救急処置をはじめ、残ったドクターは次の現場へ飛ぶというドクタードロップを行っていました。

 ナースがより救急処置に手が必要な場所で降りるということで対応し、2か所で同時に処置をしながら、より重症な方からヘリで搬送し、症状が落ち着いた方は救急車搬送とするなど、高度な運用をしていました。

 またそのようなヘリの運用に加えてドクターカーの対応も臨機に使用してより有効な救急医療を目指していたと思います。

 そのようなb状況ではパイロットも地域の地理地形地域気象に習熟し、機体の基本性能や燃料マネイジメントなどが要求され短時間に運用の決定が求められました。

 年間1000回以上飛ばそうとすると、燃料補給地や夜間格納 夜間の定期点検体制など多くのことが一連の体制に収斂していくものと思いますが、日本のドクターヘリのうちなんか所でそのようなレベルに達しているか、厚生省は検査でもしてみたらいかがでしょうか。

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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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