スバルが衝突防止実験、世界初成功、、、



https://news.yahoo.co.jp/articles/b0e9891e0591b417d9b834f14a6484961ad74d18

 ベル412を再開発して自衛隊に多用途ヘリとして納入を始めた富士重工が、開発中の無人機と実機を正対速度200キロで接近させて、無人機が自動的に回避する実験に成功し、世界初だと報じています。

 今注目されているドローンを実用化して、物資を運んだり、あわよくば人が乗って移動させることを方々で開発していますが、無人機や操縦士が乗らない有人ドローンでは、自律的に衝突を回避する技術が絶対に必要で、これがなければ危なくてヘリは飛んでいることができなくなります。

 世界初の成功であると報じているのですが、世界的にこんな簡単なことすら成功していなかったのが本当なら、誰も本気で実用ドローンを開発しているとはとても信じられないのですが本当なのでしょうか。

 この程度なら今すでに車で実用化している、センターラインの白線を認識して修正舵を取りながら警告する装置がそのまま使えそうですが、航空の世界の方が遅れているようです。

 この正面から正対して接近するパターンは一番基本の基本で空を飛ぶ、航空機間の接近は3次元でどちらの方向から来るかは全くわかりませんので、今回の成功をもとにすべての方向からの衝突に対応するにはさらにむつかしい研究がいるようです。

 さらなる課題は人が操縦してる場合には、ぶつかりそうになって、回避操作をするにあたってどちらで回避するかはわからないということがあり、そのまままっすぐ飛んでくれれば問題はないのですが、相手がドローンなら必ず、自動回避装置があるからまっすぐ飛ぼうなどとしたらそのままぶつかりましたではお笑いになります。

 自動回避装置が完全に開発されて、回避操作に問題がないことが証明されて、法的な優先順位が決められたなら、実機と同じ空域飛行することが可能となりますが、それまでは空域を分けることになるでしょうから、多分ドローンは低空域を実機はその上を飛ぶことになるでしょう。

 ここで問題になるのは実機の場合、低空を飛行して良いのは特別に許可を受けた場合、そして許可がいらないのは離着陸の場合、そして人命救助などの公的なヘリコプターとなります。

 ヘリが離着陸するのは飛行場以外に許可を受けた場所と救助のヘリならどこにでも離着陸しますので、このような空域ではヘリと無人ドローンや空飛ぶ車とは競合する空域を飛行する可能性が高く、自動回避装置が完全に実用化するまではドローンは飛べないことになります。

  このようなことを考えるとこの先いつになったらドローンや空飛ぶ車が飛べるようになるのか、夢のような話です。

  その前に実機のヘリに自動衝突回避装置を実用化してほしいものですが、それは過去にヘリ同士やヘリと固定翼機が衝突して多くの犠牲者が出ているからです。

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bell214b1989

Author:bell214b1989
35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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