F2 風防落下事故 操作ミスか??



 https://news.yahoo.co.jp/articles/f29969827cb4522e1516bc177288811af60d0fc5

 10月に築城基地からスクランブルで2番機として離陸したF2が離陸直後に風防を落下させた事故の原因はパイロットの操作ミスと確認不足であったと防衛省が発表したそうです。

 また別件では昨日 三沢基地所属のF35Aが日本海上空で戦闘訓練中にエンジントラブルを起こしたものの、無事青森空港へ着陸したというニュースが入っています。

 F2の風防落下の件はフライトデータレコーダには離陸前から風防がロックされていないことが記録されていて、パイロットの操作ミスと確認ミスである可能性が高いということです。

 私がこの事故の件をブログで取り上げた風防ロックレバーの写真を見ると、操作ミスをしようとしてもできないほど大きく目立つものですが、レバーを操作したときに反ドアー状態になっていてしかも警報灯を見落とした可能性があるようです。

 つまりレバーを操作したのでまさか反ドアーになっているとは思わないで、警告灯も確認しないまま離陸してしまい、編隊飛行で離陸したので、警告灯を確認しないまま、吹っ飛んでしまったということでしょうか。

 風防の下部の機体に当たる部分には与圧空気が漏れないように自転車のタイヤのチュウーブのようなゴムシールが付いていて、高圧の空気で膨張して、機体の胴体との間で気密を保つようになっているため、ロックがかかっていない風防は上に押し上げられるようになり、強い外気の気流で吸い込まれて吹っ飛んで飛んでしまいます。

 風防アンロックの警報灯はあまり重要でないので見にくい位置 隅っこの方にあるのかもしれません。

 警報灯のシステムにはマスターコーションという大きな警報とが装備されている機種があり、数ある警報灯の内、一つでもどこかで点灯すると、パイロットの正面にある大きなマスターコーションの警報灯が点灯し、パイロットがその個別の警報灯を確認した後には、マスターコーションのライトを押して消灯できるようになっている場合があって、非常にわかりやすくなっています。

 これが装備されていれば、風防が吹っ飛ぶ前に気が付いてロックしなおせたかもしれません。

 スクランブルの2番機で離陸してすぐに雲の中へ入る場合などには、隊長機からあまり目を離して計器類の確認ができないのでこのようなマスターコーションのシステムは有効かもしれません。

 ドクターヘリも航空自衛隊のスクランブルと同じように3分程度で離陸する場合が多く同じような蒸すが起きる可能性があり注意が必要です。

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35年間のヘリパイロット生活 
最終5年間はドクターヘリでした。

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