ヘリコプター ドローン 空飛ぶ車、、自動化への歩み、、、

G7へ出かける菅総理が乗る政府専用機が故障し、予備機と入れ替えたため出発が遅れるというニュースが入りました。
故障の内容は貴賓室の照明が消せなくなったということだそうで、明るいままでは首相が十分に休めないという理由で機体を入れ替えたそうですが、このような単純な軽度の故障すら直せないというようなことが現実の実情なのです。
ドクターヘリは神奈川県秦野のランデブーポイントの着陸に失敗し事故となりましたが、こんなものは自動化すれば一挙に解決すると思う人が多数いることでしょう。
今盛んに開発されている人が乗るドローンの開発で当然行われるであろう自動化が、ヘリコプターでは全く開発されている気配がほとんどありません。
ヘリコプターの危険性は狭い所への離着陸、線状障害物への衝突、セットリングウイズパワーやマストバンピング、ダイナミックロールオ-バー、ロスオブテールローターエフェクトなどの回転翼航空機の特殊な事故原因などが多発し、パイロットの操縦能力では防ぎえない事故も多発しています。
当然、パイロットの操縦能力で防ぎえないほど複雑怪奇な事故ですが、もし自動化によって克服できるならすでに問題は解決していることでしょうが、このようなことはもちろんドローンにも思る可能性があり、またドローン特有の事故原因も起こりえる中、免許も経験もない素人が今にも飛べそうに語られています。
世界的に見て日本のヘリコプター行政はかなり劣っているように思いますが、ヘリコプターの行政が十分機能していないような状態で、ドローンや空飛ぶ車が登場することになれば混乱はさらに急激に拡大しそうに思いますが大丈夫でしょうか。
科学の発展が無限であることは確かなので、有人ドローンや空飛ぶ車が自由自在に飛べる日が来るにはいつか必ず来るとこは間違いはないように思いますが、その前にすでにほぼ自由自在に飛べる実績を持っているヘリコプターで同じような飛び方が実現できる可能性の方がはるかに確実で、50年100年早く実現することでしょう。
地上を走る車の自動化でさえ、今現実には壁に当たっていて実現の可能性が遠のいているようですが、新機軸の航空はさらに道のりは険しいでしょう。
セットリングウイズパワー、マストバンピング、ダイナミックロールオーバー、LTEを自動化で防ぐ技術を確立することが可能であれば道が開けるかもしれませんが、そう甘くはないでしょう。
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