沖縄 米軍ヘリ不時着 原因が推測できない、、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/2260906a9d65f20b97b60a7e3256c5507260394a
4日の深夜に沖縄の津堅島に不時着した米海兵隊のUH1は5日 支援のヘリなどで資材や工具を運び込んで修理を試みたようですが、作業が完了せず、離陸又は陸送、吊り上げなどの作業は翌日に持ち越されたようです。
1メートル×2メートル程度のパネルを運び込んだようですので修理はあきらめて、陸送する準備を始めたのでしょうか。
吊り上げて普天間基地や嘉手納基地へ運ぶには距離が長いうえ、市街地をまたぐ必要があるので難しいようですので、修理するか、陸送するかでしょう。
報道を見ているとエンジンなどのカウリングを開いて点検している様子もなく、持ち込んだ工具類でローターを外したりしている様子もないようです。
そもそも このUH1は最新鋭の双発機なので、トラブルが発生して5分10分以内に夜間に危険性の高い不時着を強行していますので、それなりの理由があるはずで、米軍の発表では異音がして機器類の故障の警報が出たというようなことだったと思います。
この発表が正しいとなると、ローター系統の異音に続いて強い振動が出たか、トランスミッションからの異音と金屑検出、油圧低下が起きたかどちらかしか考えられません。
エンジンからの異音と故障や油圧の低下などの警報の場合は、残ったエンジンで十分に飛行継続が可能ですので、夜間の危険性の高い不時着は避けるでしょう。
パネルを多数運び込んだのは、高いクリーンを持ち込んでローターを外して、故障したトランスミッションを交換するつもりなのかもしれません。
野外でこのような大修理の作業をすることは、海兵隊の整備能力が相当高いと言え、平時の友軍地域内なら可能でしょうけれども敵の地域なら救援ヘリに救出され機体は爆破することでしょう。
いずれにしてもトランスミッションを1日で交換することができれば相当な技術力で、無事終えることを見守りたいと思います。
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