米 海兵隊ヘリ 沖縄離島で夜間不時着、、、、

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f94f3f51205917a853aeef64f4494f554c4be7a
米海兵隊のヘリ UH1Yが6月2日の夜間11時ころに沖縄本島の10キロ程の東の小島 津堅島の畑に不時着したようです。
このニュースは沖縄の半日左翼にとっては反米運動の良い知らせですが、ドクターヘリなど救助ヘリを将来的に夜間飛ばそうとするものにとっても大変注目すべきニュースです。
津堅島は沖縄本島からほど近い場所で、普天間所属のヘリが深夜にほぼ平らな島の中央部がほとんど畑とは言え、よく見えいない中で不時着を強行し、ほぼ ヘリを壊さないで無事着陸したようです。
着陸した場所は普天間や嘉手納の飛行場からこのヘリで5分10分の距離なので、夜間の強行着陸の安全な場所を探す程度の時間で夜間着陸の安全性が保障されている飛行場へ向かうことなく、真っ暗闇の畑に着陸することを選んだのは、飛行を継続するには危険すぎるトラブルが起きたということになります。
あるいは暗視ゴーグルなどを使用した夜間飛行に大変習熟した海兵隊にとって、真っ暗闇の中での不時着もいとわないということなのでしょうか。
琉球日報に寄せられた読者が撮った写真を見ると上空から見ると平らに見える畑もかなり傾斜していて、下手をすると着陸後の横転したりテールローターを損傷する可能性がかなりあります。
この写真は朝日新聞など他紙には掲載されておらずスクープですが、不時着の報を知った地元の方が立ち入り制限が敷かれる前に取ったようで大変よく撮れています。
ドクターヘリなどが日常的に夜間飛行を行うようになるとこのような夜間の不時着が起きる可能性が出てきますので、今回のようなトラブルのいきさつと不時着に至る判断や運航支援がどのようになされたのか大変参考になりそうです。
余談ですがこの機種UH1Yはベル社のUH ヘリの最新最大のもので、全備重量が8トン以上エンジンはT700 1800馬力2基のもので、最近富士重が完成させた、陸自の最新型UH が大変見劣りするようなものです。
できればこのタイプの発展型を陸自は導入するべきだったと思いますが、AH64の借りを富士重に返すために利益率の高い独自開発と言う性能の劣るタイプをさも最新型と言い張って作ったのでしょうか。
海兵隊ヘリ夜間不時着の報からいろいろなことが思いめぐります
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